SSブログ

梅の白い波 [花・樹]

3月の第2週に入って急に暖かくなり、梅の見ごろがもうそろそろ終わりだよということで、この週始めに梅観に行ってきました。
今までに行った梅観は整備された「○○公園の梅」というのがほとんどで、ここの梅は山間部に270年前頃から約2000本の梅が栽培されているということで、どんなに壮観なんだろうと想いを寄せていました。確かに山の上とそれを見降ろす大きく広がっている谷間に、本当に2000本はあるだろうと思われるその咲き誇っている白い梅の花波を山上から眺めていると、桃源郷という言葉があるように、その白い花の波に引き寄せられる眼下に見える世界は、梅源郷もあっていいのではないかなっと思えました。

そんなところから桃源郷ってどんなところだろうね?という話になって、あの有名な物語からは「魂の奥底に存在していて目的を持って追求したのでは桃源郷への再訪は不可能で到達できない場所」(Wikipediaより)と言われているようだけれど、こうして眺めていて、多分その世界は生と死のはざま、すきまなのではないのかな?と。海と陸の境界線と同じざわめきがあり、揺れ動く線上でこちらに帰って来れたとして、そこは心地よいとか美しいとかそんな表現ができるのかな等と話あう、そんなことも想わせる光景が眼下に白い波・夢のごとく広がっていました。

k1.jpg

多くはこんなに美しく咲き誇っているけれど↓↓

k2.jpg

これは↓↓多分年月の自然による崩壊だと思われますが、この割れた欠損部分からまたこの梅の樹自身が表現の可能性を切り開いているのだと思われました。

kw.jpg

こちらは↓↓人間の手で切り取られたものですが、ここからの新しい命が吹き込まれ変容して行くことでしょう。

kg3c.jpg

で、この白い梅の波が押し寄せる山間部は大阪南部の『梅源郷』ということで(^_-)-☆

nice!(4)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

木蓮の涙 [花・樹]

この辺り大阪南部はまだ雪の日はありませんが、ここのところ寒い日が続いています。
お昼から駅への游歩道に1本だけある白い木蓮に蕾がいっぱいついていました。
3月の春の夕闇にぽっぽっと咲く木蓮の花ですが、白い涙を誘う木蓮の花ですが、その花に今はまだなんの涙もありません。

cc.jpg

また春が巡ってきて、今年はどんな涙を咲かせるのでしょう?

木蓮の涙を見てみる・・・


nice!(7)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

季節のめぐり [花・樹]

春が来て4月下旬にもなれば、花々が咲き始め散っていく、季節のめぐりが、このベランダにもやってくる。

お日様はとっても良く当たるのだけれど、西側からの風が南の方へ回ってきて、すっごい強風が吹き抜けるこのベランダで、世話が行き届かないにもかかわらず、ここ2~3年土もかえず、肥料もそこそこで、こうして花が咲いてくれると本当に「ごめんなさい、いい加減なことで・・・』と木々花々に謝らずにはいられなくなる。

higo.jpg

今年の椿『肥後紅』 例年は朱が退色したような感じなのが、ことしはピンクがかった、とっても可憐な色のがいくつもいくつも咲いた。


nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

啓翁桜 [花・樹]

12月末に戴いた『啓翁桜』が満開でそろそろ葉桜になりつつある。
お正月に桜を楽しめるなんて春を先取りした感じで素敵~[るんるん]
去年こんな時期に咲く桜があるんですよ~と2月末に贈ってくださった。
やっぱりお正月がいいかな[ぴかぴか(新しい)]

sakura1.jpg


蓮華 作品展 [花・樹]

 長い間放置していました。 新たな気持ちで更新できたらと思っています。                   

この夏のことです。
4年前にすっごく感動して衝撃的な出会いがあった
近くの蓮池へ今年も早朝4時に起きて行きました。
前の日に局地的な豪雨があったとかで、池から水が溢れ、
蓮の華は美しく咲いていましたが、すぐ近くまで行けなかったのと、
蓮の実がなぜか池からほり上げられ腐っていて、
池の中にはほとんど見当たらなかったのが、残念だったのです。

今回はなんだかなぁ~と思っていたところ、
奈良の友達が『藤原京へも蓮に会いにおいで~』と誘ってくれたので、
前の晩からお泊まりで、行くことにしました。
もちろん4時過ぎには真っ暗な蓮池に。。。

東の空が朝焼けに染まり始めると、
そこは一面、沢山の蓮達の世界が広がって見え始めるのです。

s31.jpg

今はこの蓮華を絵に描くことができて、少し醒めていますが、
藤原京から帰ってしばらくは、あれは夢だったのか?
古代に立ちかえって藤原京で美しい姫君達に出会ってきたような
不思議な錯覚に襲われる日々が続く、美し過ぎる世界でした。

朝露に濡れた姫君です。

s11.jpg

こんな清らかな姫君も・・・                                             

s21.jpg     

この美しい姫君達、朽ちて逝く時に、また、違った
奇妙な魅力を感じさせてくれるのです。

描いた絵は来週から始まる作品展に出品します。
同じ時期に同じ空気で、絵の勉強に励んだ
仲間達とのグループ展です。

三浦アートギャラリー
2011年11月21日(月)~27日(日)
AM11:00~PM6:00 最終日PM5:00
大阪市北区西天満4-7-17 サンレガシー1階
最寄駅 地下鉄御堂筋線 淀屋橋①番出口より北へ徒歩8分


作品はまたの機会にアップします。
 


 [花・樹]

なっなんと・・・1ヶ月以上の放置(-へ-;) 日々思う事、感動する事、なんやかんやあるにしても、
なかなかこまめに書き続けられない昨今。。。

昨年の秋、琵琶湖の水生植物園の蓮が赤褐色に枯れて茎が群生しているのに遭遇し、
それもなかなかの風景だったのが、花の時期はどんなだろう???と思っていたのが
つぐみさんのblogで紹介されていた。
こちら、規模は比べ物にならないけれど、ここから車で15分ほどのところにある蓮池のを
愛でに行くことになり、8月1日どうせなら、夜明けと共に咲き始めるという瞬間を見ようと
早朝4時半にまだ薄暗い現地へ・・・・

東の空が白白と明けはじめ、蓮達の様子が見え始めた。
と・なんと!なんと!なんと!そこには抽象画の世界が広がって見え始めるではないか!!

明るくなり始めると、徐々に全貌が見えはじめ、ますます面白い世界が眼前に広がり始めた。

もしかしたら、ここのこの世界で一生絵を描き続けられるかもしれないと思えるぐらい、
不思議で多様な顔を見せてくれている。
花達も美しいけれど

ここで出会えた一番お気に入りの子、
この子に会えただけでもう十分、4時半に来たかいはあった\(^▽^)/。

それから、自然の摂理を目の当たりに☆彡☆彡
今日蕾から咲き始めようとしている、一番美しい花弁に蜂達がやってきて、

ぶんぶんぶんぶん舞う、ちょとでも痛んでいるのは数も少なく、
今更ながら、若く美しいひとに人々が群がるのも、
さもありなんと再確認した夜明けからのドラマチックな蓮池での出来事。。。


nice!(6)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

オリーブ [花・樹]

ベランダに置いているオリーブの樹が伸び放題に伸びて
天井まで届きそうになって来たので、この春自己流で剪定してみた。
ちょっとすっきりしたけれど、、う~ん・・なんだかなぁ~・・・と思いながら
取り除いた枝を、これも自己流で「花の土」に挿し木していた。
15本ぐらいあったのが、なぁんと、、それでも今1本だけ生きているではないか(*^▽^*)。

でもでも、こんな状態ではいつ枯れてしまうかわからないし、
身近に園芸に秀でた、知人・友人もいないし、
やっぱり、本でも買って、大好きなオリーブを守ってやらねばと、
<育てる・食べる・楽しむ>まるごとわかる<オリーブの本> というのを入手した。

ほんとうに、まるごとわかる感じで、去年は収穫した実は漬けないで、
見て楽しんだ、だけだったけれど、今ベランダでは、白い花がたくさん咲いていて、
秋には緑・赤・紫・黒の実もまた収穫できそうだ。
今年はこの本に載っている簡単な『塩漬け』をしてみよう。
それに、ちょとむつかしそうだけど、来年には、新芽を使って挿し木もしてみよう。

それにもまして、この本、内容もさることながら、
眺めているだけで癒される、美しく写真がとっても綺麗~☆


椿の続き [花・樹]

鳥たちに狙われ突つかれながらも、けなげに咲いている我が家の椿

画像では解りにくいけれど、色は朱が退色したような感じで、
これはもしかしたら、肥料不足なのかもしれないが、
咲ききると、とってもお茶目というか、かぁ~と見開いて私の方を見る。
まるで1つ目小僧のように♪

椿といえば、なにやら奥ゆかしく楚々とした美しさがあり、
可憐であったり品格のようなものがあるかなと感じていた。
ところがそんな美しさからは程遠い、我が家の椿 「肥後紅」。 
いままでの私のイメージを覆し払拭してくれた、なかなかの椿☆

鳥たちの来襲にもめげず、個性をより主張して咲き続け、愛しの1つ目小僧(*^▽^*)!


椿とメジロ [花・樹]

このところメジロが時々やって来て、ベランダのオリーブの枝で『チーチー』鳴いて遊んでいる♪
まだ空き地があるとはいえ、整備された公園、マンションが立ち並んでいるこの辺り、
こんな人工的な所にまでやってくるんだ・・・、
なにやかや雑然とではあるけれど花や木を置いているからかな??と思いつつ、
彼等がこのベランダにやって来る事に、ちょと自然を感じ少なからず歓迎していた。

1月中旬に友人から沢山蕾がついた肥後紅という『椿』をもらっていた。
暖冬だったとはいえ、西風が通り抜けるベランダの寒さに、蕾は固く堅く花びらを閉ざし
そのまま落ちてしまうのではないかと案じていたのが、先月末ぐらいから色づきはじめ、
開花が始まった\(^o^)/

ところが咲き始めると、、花びらが食べられ無残な姿になっている。
よく見ると、無事なのもあるけれど、蕾の時にやられている節も・・・
どんな輩なのか!どこからやって来るのか!

友人に状況を話すと『メジロなんじゃない?何年かまえから保護鳥になっているし・・・
今年は特にメジロが多いみたいよ。蕾を実と間違っているんじゃないかな・・』

なんと今日、目撃情報が・・・!
『メジロが3匹きて、花びらの上に乗って、中の蜜を啄ばんでいる様子だったよ』

どうしよう\(゚ロ\)(/ロ゚)/
椿を室内に入れるべき?
野山を追われて、こんなところにまでやって来た彼等に?


nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

モミの木 [花・樹]

息子達が小学生だった頃160cmぐらいのモミの木を買って居間に置き、
クリスマスのデコレーションを楽しんだことがあった。
春が来て、北のベランダに出していたそのモミノ木にも、新芽がポッポポッポと出始めていた。

その頃いろんな草木を手に入れては、充分な手入れもせず枯らしてしまっていたけれど、
そのモミノ木もただただ怠慢で単に水遣りをしなかったせいで、
新芽がでて、まさに生きようとしていたのに,数ヶ月でその命をたってしまったのである。。。

そのモミの木を枯らしてしまった事は、この季節になると思いだし
心のどこかでずーと罪の意識を感じ拭い去れないでいた。

あのモミの木をもう一度と思って、今日近くの園芸店へ行って見たけれど、
1mぐらいのが2本しかなく、1本は天辺が枯れかかっていたし、もう1本は形が悪く、
他にないのかしらとうろうろしていたら、140cmぐらいの綺麗なコニファーの
「ブルーアイス」というのが目に付いたけれど、
やっぱりあのモミノ木が忘れられず、買うことができなかった。


nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感
SSブログ