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二人展 [絵画]

西村滋・出谷和子二人展を開催します。

【市立ギャラリーいけだ】阪急宝塚線池田駅構内です。
2024年5月15日(水)⇒5月20日(月)
10時~18時まで(最終日は16時まで)

お近くにお越しの節はお立ち寄りくださいませ。

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右側が私の作品『振動』100号 です。
他にもう1点100号(1620x1300mm)   50号(1167x910mm)   30号(910x727mm)   10号(530x455mm) 小品5点 前記事の「月とかぐや」も出品、手に取ってご覧いただけます。是非お越し下さいませ。

〇印のついていない日でもご連絡いただければ会場にいます。
よろしくお願いします。


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月とかぐや [絵画]

「月とかぐや」でたに やすこ作  瓢吉庵油坊主装丁

私の流儀】展 Vol.4「Gallery こころのまま」('22/9/10~9/17日)の作品展で『瓢吉庵油坊主』さんに頂いた作品です。

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この可愛く装丁された作品(35x47x8mm)に触発され、何か文を入れてみたいなと思い、当時量子論に興味を持ち始めた頃でもあって、見えないナニモノかを想像して【月とかぐや】と題した文を書いていました。

先日、棚に置いていたのを、来客が見つけて『これは?』と、、初めて人目に触れ、そうそう、ここへも置いておこうと(;´∀`)

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続きは次回に

画像が悪く、次回にアップ時撮り直します。


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BIZEN中南米美術館館 [絵画]

連休前に岡山県備前市にある【BIZEN中南米美術館】へ行ってきました。

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最近海辺へ出かけてなくて、どこか、このいい季節に海辺を彷徨いたいと検索していたら、この美術館に出逢いました。
高速道路は順調、途中休憩もしながら3時間程で行き着きました。

もともと中南米音楽は好きだし、アントニオ・パントーハのケーナーのレコードが2枚あって、それを一時期良く聴いていました。Antonio Pantoja/永遠なるケーナの巨匠といわれています。

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そんなで、美術館へ電話すると、館長が『僕が笛を吹いて実際の演奏をしますよ。勿論古い笛ですが・』もう行くほかなくて、

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「笛吹きボトル」ほんの一部
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トウモロコシの聖なる酒チチャを入れ揺らすと不思議な音色の出る土製ボトル

館長の演奏♪ ♪熱演でした♪
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他にいろんな土偶・ボトルなど、本当にユニークな出土品の数々が展示されています。
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牡蛎の養殖が盛んで、牡蛎のお好み焼きを食した後
備前市日生町と鹿久居島、頭島の両島をつなぐ全長4.5kmの美しい橋、なんと無料で渡れるのです。2015年4月に開橋


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[コピーライト]ritokei


小高い丘の上のカッフェでcoffeタイム
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浜に降りて散策
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Photo by K

打ち寄せる優しい波の音、それは遠い古代マヤ・アステカの神さまへ捧げる、かすかな笛の音と共に奏でられているような、あの祈りもやって来ているのかと。。

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愛でられるモノ [絵画]

多くの人々に愛でられ披露される著名な桜・藤etc.の花々。。

ひっそりと、このベランダでゼラニュームが、緋色のゼラニュームが、翳りのある、こころ騒がせる緋色を魅せているのです、この季節に。。
この緋色の上をふたりの人が通り過ぎて行きました。

ひとりは、今、この盛りに、初めての盛りに出逢い、愛おしくこころの襞に入れ込み、立ち去ったひと。
ひとりは、嘗て、散った花弁を集め、愛おしくその手のひらに包み、立ち去ってしまったひと。

そして、このわたし、暑い太陽が沈んだ後、ほんの束の間、垣間見せた一瞬のこの世のものとは思えない非日常の、あの刹那に、惑わされ、するりとどこかへ逃げてしまった奇妙な緋色に。

この季節の後、あの緋色がまた、立ち上がって来るとは思えないけれど、ふたりの人にこんな風に愛でられた、このゼラニュームの不思議を想う日々なのです。

写真にしても、ましてや絵筆にしても、ナニモノを持ってしても、この私をして、再現できるモノは持ち合わせていないのです。
ただ、この翳りのある緋色を見続ける他は。。。

深く青い刻がやってきて、夜の帳が降りてもなお、闇があたりを占めてもなお、この緋色は今ここに在り続け私を占めているのです。


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「振動」acrylic on canvas 2024 出谷和子



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緋色にはない、この自然のイキモノが描く明らかなモノ!魅せられなんと愛おしいこと!


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これは蛾、蜂、ハエ等の幼虫(絵描き虫という)が葉の中に潜り込んで、葉肉を食べた跡です。
私が見る緋色は、ナニモノの仕業なのでしょう!



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