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Antony Gormle 和泉市 [絵画]

Antony Gormle憑いているのか、何故か次々作品が現れ、また、惹かれて、私の身辺を揺るがし続けているのです。

こちら、和泉市「和泉シティプラザ」の敷地内に、ここへ引っ越して来た時から、ずーつと気になりながら、不思議な彫像があるなぁと思って眺めていたのですが、、

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前記事のAntony Gormleの作品が、こちら和泉市にもあったのです!「和泉シティプラザ」と「和泉市水道部中央受配水場」の間の敷地内に設置されていたのです!鋼製ポールの上に乗せられていて、、地上からは見えにくく、見る位置によっては横顔が少し見えるくらいで、殆ど背中しか見えなくて、その目線の向こうにある、大きなふたつのタンクに向かって佇んでいたのです。

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Antony Gormleの《こちらとあちら HERE AND THERE》2002 という作品だったのです。


この地へやって来て20年前から眺めていて、Antony Gormlet 作とは知らず見過ごしてきたのです、が、今回2件のAntony Gormleの作品を観る機会を得て、やっとこの像の謎も解けました。


【MIND-BODY COLUMN】【アナザー・タイムⅣ】の存在感、不思議さ危うさとは違って、勿論存在感は絶大なのですが、どこか「うん?なに?」と。。コールテン鋳鉄でできた190cmの人型の彫刻が、10mのコールテン鋼製ポールの上に乗せられていて、地上10mのところでやや所在なさげに佇む人影のようにも映るのです。。


で、先日タンクのある水道部の敷地内に入れてもらって、前方からも観てきました。

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勿論タンクの向こうへ廻って、敷地の垣根を越えて、苔の生えた斜面に出て、「シティプラザ」を背景に、樹々の間からやっと眺められるのです。


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ゴームリ―氏は本作について下記の様に述べています。

こちらとあちら Here and There
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やっぱり、空の裂け目を見つめているのです!


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Antony Gormle(アントニー・ゴームリー) [絵画]

Antony Gormle作「MIND-BODY COLUMN」彫像に立ち寄ってきました。


先日観た【アナザー・タイムⅣ】とは違って抽象的であり、心攫まれ・無限に昇り行く柱は具象彫像。

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天を架ける柱?
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隙間を走り縫う柱?
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光となる命の柱?
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人を人を人を人を抱く柱?
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ひとつになって昇り行く柱!
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人気のない高いビルの谷間に15mの柱、素晴らしい脚に、やっぱりハイヒールなんだぁヽ(^∀^)♪。。。



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5月6月展覧会案内 [絵画]

地球も大きな””いきもの””で、このところの気候変動・地殻変動は、我々人間に自然災害となって、大きな影響をもたらし、その変動がこの私の心身にも影響を与え、決して心穏やかではなく、いろんな衝撃や衝動がやって来ます。

そんな中ですが、日々は苛酷にも過ぎて、それでも、やっぱり私は絵を描いていて、5月・6月に3つ・10月に併設展があります。


2024年 5/15(水) ~ 2024年 5/20(月) 
市立ギャラリーいけだ  

西村滋・出谷和子 二人展 (ザ・スペース小品展 併設)

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以上はいけだ市民文化振興財団https://azaleanet.or.jp/pages/864/ HPより
上記出谷和子のコンセプトはスタッフの記述です。有り難うございます。

☆画像左側が欠けてています。正規の画像は近々アップします。
案内状も追って掲載します。

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第20回日韓現代美術同行展
京都市京セラ美術館本館2F
2024年 6/4(火) ~ 2024年 6/9(日) 

併設展:楓ギャラリー
2024年 10/1(火) ~ 2024年 10/6(日) 

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第二回絵楽展
安田画廊
2024年 6/25(火) ~ 2024年 6/30(日) 


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ギャラリー巡り・淀屋橋界隈② [絵画]

古川 樹/ ゆらぎ Itsuki Furukawa GALLERY FUKUZUMI 2024.3.25[Mon]-4.6[Sta]

「多様性という言葉を聞くことが増えた。
それによって自分はどういった人間なのか、どういった振る舞いをすべきなのか考えることが増えたように思う。
ファッションには他者に対して自己のキャラクター設定を表面的に呈示する役割もある。
自己にゆらぎがある私はどのようなファッションをするべきか、何を身につけたいのか常に考えている。」
古川 樹


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[コピーライト]GALLERY FUKUZUMI


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作家古川さん&とみかさん


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L:MIZURA R:KOFUNSHIMADA 酸性染料・顔料・絹布 2023


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ギャラリー控えの間に李朝の小道具が置かれて興味深く

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この掛け軸の下の小引き出しの金具もなかなかの雰囲気

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「何が入っているんだろう」と

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オーナーに開けて頂きました。

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わぉ~!なんと面白い~!まるで玉手箱~!だったのだ!

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古川さんの作品は上古の髪型、角髪 (みずら)だそうですが、この李朝の人形の髪型はなんていうんだろう?

こういった遠い時代の髪型も面白いし、
最近神代の時代に縁があるようで【七福神】や【天之御中主神】(あめのみなかぬしかみ)という『古事記』に登場する最初の神さまのこと『宇宙の中央に留まって世界を支配する神』宇宙の根源の神さまのことを教えてもらったりして、神代・古墳時代など知らなかった時代のことに触れる機会があり、日本神話も興味深いなぁ~と思っています♪


この後、南森町あたりまでギャラリー徘徊、作家・作品の多様さに出逢いましたが、またの機会にします(;´∀`)



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ギャラリー巡り淀屋橋界隈① [絵画]

ギャラリー巡りあれこれのうち、この日の淀屋橋界隈の興味ある作品をアップ。。


日本生命淀屋橋ビルB1に常駐で佇んでいる、この作品がなんとも不思議!

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都心の高層ビル地下にひっそりと【展示してまっせ!ありまっせー!】ではなく、広い空間にただ一体【在る】といった感じだった。


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気づかないで行き交う人?(*'▽')丿どこかで見かけた人?ヽ((´∀`*))丿


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いやいや、我々はアレコレセッション


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やっぱり、じっくり会話も楽しみます。


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肌合いなんかも手触り感覚させてもらいます。


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「あなたとわたしはこの世界に在るそれぞれの原子を持ち、あなたは”鋳鉄”という分子になり、Antony Gormle氏によって生まれ、同じ”いきもの”としてこうして逢いまみ得ているのですね!」

この息遣い、皮膚感触は一体全体なんなんだ!
強靭な肉体、剥がれ落ちる皮膚感の儚さ、この違和感は なんなんだ!


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Antony Gormle(アントニー・ゴームリー)という彫刻家はイギリス出身で仏教を学び、東洋の思想に影響を受け、多くのパブリックアートを手がけています。

この宇宙ひとつではない宇宙のあらゆる””いきもの””に、神が宿るという東洋思想が根付く、日本というこの地に生を得ていることに感謝しています。




この日は行けなかったのですが、大阪駅すぐの線路沿い「ホテルモントレ」の横に「MIND-BODY COLUMN」という作品が聳え立っているのです。

また、後日逢いにいきます。


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[コピーライト]PublicArt



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未知展2nd [絵画]

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この作品展も既に終わっています。
メンバーのおひとり「村上富美子」さんは北海道美唄での友人達の展覧会に行った時「石狩浜・厚田」の山小屋でバーベキューのご馳走を頂いた方です。
こちらで作品展示されているというので伺いました。あいにく帰られた後でお目に掛かれなかったのですが、素敵な作品に出逢えました。

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全てアクリルです。手書きと重なったアクリルとの透明感が抜群でした。


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清水美紀子さんが在廊でいろんなお話うかがいました。
もともと北海道で同じ高校だった方々だそうです。


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↑↓清水さんの作品も多彩でした。

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この後立ち寄った『一期一麺天ぷらと』で頂いた「小エビと揚げもちのゆず風味うどん」
滅多にアップしない【食べたモノ】です(;´∀`)。


498834826129047890c.jpg[コピーライト]とみか


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SIMON EVERINGTON EXHIBITION (サイモン エヴェリントン展) [絵画]

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今回はPurpleでした。
SIMON さとの出会いは作品朱色でした。それからピンクそしてPurple紫・・自在に操られて流石です!勿論他の彫像の作品展もあります。


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今回の作品は俯瞰した間取図のようでもあり、楽しく想像しながら拝見しました。


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INNOCENCE 美 NONSENSE 展 [絵画]

INNOCENCE 美 NONSENSE 展
2024/2/19~2/27 【gallery こころのまま】泉大津市東助松町1-6-20

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山下克彦氏『空気を重ねる』このパーフォーマンス絶賛でした。

展示してある作品です。
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それを一枚一枚、重ねて、空気を積む;重ねて行きます
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高く高く積み上げて・・・この襞のようなモノはなんだ!!なんと美しいことか!!
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このまま作品としても・・・

『ドスーン』空気に座る
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空気との跡
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平面の作品も素敵でした。
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そしてすぐにお礼と作品が送られてきます。
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作品に対しての抜粋から・・・。

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漂泊の画家 [絵画]

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近鉄枚岡駅に所用があって、その後、興福寺の【阿修羅像】に逢いに行こうと奈良駅に着いて、そうそう『不染鉄』が会期中だし、彼の富士山《山海図絵(伊豆の追憶)》 も面白そうだし、実際に観てみようと心変わりして奈良県立美術館へ向いました。。

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俯瞰された富士山の周りを蠢くikimonoが奇妙だし、山の向こうにも不思議に満ちた風景が広がっていて、実際にこの様な風景があるのかなと思わせる、異様な、不染にだけしか見えない空間が魅力的でした。


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「南海の図 1955年頃 愛知県美術館蔵」

この島にも蠢く何かが、小さな帆船めがけて海へ押し出されて来るようで、奇妙さ抜群でした。

初期の日常をスケッチした沢山の小品が有り過ぎて、閉館時間が来て観きれなかったですが、晩年の大作に惹かれました。阿修羅はまた逢いに行けるし、こちらへ向かって良かったかなっと。


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「夜あけまえ」 [絵画]

「いのとみか 個展」
会期;2024/1/20~1/29 【 カフェギャラリーきのね】 大阪市北区中津3-16-20

【見えないけれどそこにある「何か」を表現したい】
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この宇宙に存在するけれど、ミクロの世界は見えないし、マクロの世界でも見えないモノは限りなくあり、この地球のこの自然界の中でさえ人間が経験し知覚している現象は 非常に特殊で限られていると思われます。人間にはその見えない不可視な「何か」を彼女も表現しようとしていると思われます。。和紙の張り合わせはそこに*スキマ*が存在し、日常では見逃してしまう『何か』を、この不思議なイキモノが操っているのかもしれないな、、と気づかされ『もしかしたらな・・』と、最近は益々面白く作品を拝見しています。

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それはそれはユニークなギャラリーで、2階の会場は天井の梁が見え、そこに彼女の不思議なイキモノが漂い見え隠れしています。

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伺った日は最終日で同行のMさんと搬出時までお邪魔して、キャプション外しの簡単なお手伝いの後、楽しく打ち上げ、好評の作品達、不思議イキモノに【乾杯】
画像全て:いのとみか[コピーライト]

あーそうそう、彼女達とは昨年5月29日~30日和歌山県の田辺~白浜の海辺へカイト上げに行ったのですが、その時の白浜三段壁などの画像未だアップしていない( ;∀;)
今年の夏迄にはアップしようヽ(;´∀`)/


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