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「ザ・スペース小品展」 [絵画]

延期になっていた「ザ・スペース小品展」開催の運びになりました。

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時節がらお気を付けてお越し頂けます様に。おついでがありましたらお立ち寄りください。
南大阪からは少し遠いのですが阪急宝塚線大阪梅田駅から池田駅まで20分位です。

これらは出品作品の一部です。の他等も出品予定です(*´▽`*)。
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【hazamaー振動ー】530x455mmx2  acrylic on canvas


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【hazamaー振動ー】530x333mmx2  acrylic on canvas


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富田林市【旧杉山家住宅】重要文化財 [雑感]

富田林市(大阪府)にある江戸時代から続く古い町並みを散策してきました。重要文化財【旧杉山家住宅】等が保存されていて、PLの花火しか知らなかった富田林にこんな歴史の息吹が残っていたのには、少なからず驚きました。

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重要文化財の【旧杉山家住宅】です。
suguyama.jpg[コピーライト]bing.com/images


玄関を入ると大きな土間が広がっています。この土間は17世紀中期のもので最も古いものだそうです。
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土間の奥は台所・釜屋になっていて、大きなお竈(くど)さんにお釜が大中小並んでいます。
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釜屋の天井は排煙されています。
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土間の上には薙刀、調度品が置かれ、左奥が【格子の間】と呼ばれ表通りに面していて店の間です。
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店の間の【格子】
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【大床の間】障壁画は文化文政の頃で狩野散人杏山により描かれたそうです。
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【大床の間】の隣の杉戸かな?に微かに何かが描かれた痕跡があり、ソフトでアップしてみると、こんな猫?最初梟かなと思ったりした絵がかすかに浮き出てきました。。
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裏庭です。
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もう一軒【旧田中家】
こちらは杉山家に比べると新しく重文ではないですが、私はこちらの住宅の方が落ち着いた感じがあって妄想駆りたてられ易く、好みかなぁと(;´∀`)
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玄関入ってすぐの間。
この納戸の照明の向こうに在るikimonoこそ如何にアルナム?((ノ∀`)・゚・。
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綺麗な水屋箪笥に氷冷蔵庫・手動氷かき器・どれも凝ったデザインが魅力的☆彡
あーこの冷蔵庫の氷でかき氷[苺ミルク氷]食べたい( ´,_ゝ`)
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あー素敵@こんなガラスで隔てられたい((; ゚∀゚)人(゚∀゚; )
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こんなしっとりした空間にずーと身を置いて過ごしたい((o(^∇^)o))
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こういった昔の日本家屋に接して思い出しました。
私が4才まで住んでいた京都の家は、こんな美しく保たれてはいなかったですが、、古い家で何かが出てきそうな部屋も有り、台所土間に、やはり竈(かまど)があり「おくどさん」とか「へっついさん」とも呼んでいました。ご飯はガスで炊いていた記憶がありますが、、丁度今頃、季節の変わり目に部屋の建具は、襖は簾戸(すど)に障子は簾(すだれ)に整えると、風遠しがよくなり、解放感とすっきり感で夏が来たなぁと、、その後に移り住んだ西宮市(兵庫県)の家は新しいシンクがあって、明るく嬉しい気持ちになったの覚えています。エアコン生活のマンションではこういった建具の入れ替えも必要ではなくなりました。

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【国立国際美術館】と画廊廻り [絵画]

美容院へ行きました。そうです自粛していました。その美容院のスタッフの一人が絵に興味を示していて、コロナで閉館になる前に初めて美術展に行き、兵庫県立美術館の 「ゴッホ展」を見に行ったのですが、超満員で【糸杉】の作品しか覚えてなくて、連れて行った彼女にも【もういらんわ】と言われた話の中で、この美術館の建物の話になり、ガラス張りの廻廊のこと、さらに目の前に広がる海と、りんごのオブジェ等から、面白い建物の美術館は?となり、まぁ美術館はやっぱりそれぞれに特徴があるけれど、大阪の身近なところでは【国立国際美術館】は地下に展示室があって外観は【大きな昆虫のようで面白いよ】と話して、帰って改めて国立国際美術館のWikipediaを見ると「建物は【竹の生命力】と現代美術の発展・成長をイメージした外観デザインを有し~」とあり、英語バージョンでは【waving reeds in the wind】となっていました。。(;´∀`)

で、こちら画廊廻りも久方振りにと【国立国際美術館】は6月2日から開館になったので、その外観も改めてと思い、立ち寄ってきました。

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my iPhoneで撮影

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Wikipediaより
う~ぅ、、私にはやっぱり不思議な大きな昆虫に見えますが、、、

展示室B3「ヤン・ヴォー ーォヴ・ンヤ」 展示室B2「コレクション1:越境する線描」
共に2020年6月2日(火)―10月11日(日)

ヤン・ヴォー 氏の作品は館内全体を使った大きさある展覧会で、空間を占める作品ひとつひとつには重いメッセージがあると時間が経った今、冷静になると思われますが、いろんなモノが混在して、観終わった当座は攪乱された感覚がありました。
http://www.nmao.go.jp/exhibition/2020/danh_vo.html
こちらの画像は実際に展示されてない作品ですが、作品の出所説明は参考に観てください。

もうひとつの展覧会 『コレクション1:越境する線描』には触発される作品にも巡り合え、ピカソの女性の横顔のリトグラフが一枚あり、その線の集積の美しさは見事で見惚れてしまいました。
http://www.nmao.go.jp/exhibition/2020/col1_2020.html
こちらは参考になります。

それからJR立花にあるアートギャラリー【スペース〇〇】では「瓢吉庵油坊主展」が開催中でした。6月7日迄
画像では判りにくいですが、これは小さなチョコレートの包み紙を張り合わせ、何年もの堆積で創られていて、銀色がゆらゆらゆれて廻りの色も取り込んで面白い効果がみられました。
裾をめくるとチョコレートの可愛い包み紙がチラリと覗くのも楽しいものでした。

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これらの画像は【スペース〇〇】さんのFacebookから頂いています。

やっぱり色んな作品をみると、その作品からの想いが何故か心豊かにしてくれます(*´▽`*)。

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