京都京セラ美術館 [絵画]
蒼い高い空、秋が感じられるここ数日。。 京都京セラ美術館本館2階で11月30日から開催予定の【The Space展】の展示スペースの確認に行ってきました。
昨年は京セラ別館の展示で本館は初めて、何度か公募展をここで観てるのですが、2階南東展示区画の角2m+9mの自分の壁面が決まったので、コーナを上手く使いたいと思いイメージしに行ってきました。
京セラ美術館1階「ザ・トライアングル」で【宮木亜菜 肉を束ねる】を開催していました。10/10終了
この日はビデオ映像のみで残念でしたが、
日々繰り広げられた証・軌跡がそこにはありました。
宮木亜菜さんの作品は初めて接しましたが、いろんなインスタレーション・パーフォーマンスをされてきたようです。
今回は、ご自身の体を素材として鉄板との間に行き来する力を見せられていました。
モノとモノとの間に横たわる摩擦を固定観念で見ない、特に自身の肉体を使ってモノとの関わり・変化を考察するのかなと思われました。
さて、さて、二階展示室へ上がってみると、そこは「京都市立銅陀美術工芸高等学校」の【美校作品展】が全館使って開催されていました。
私が展示する南東の部屋には彫刻と漆芸が展示されていました。
素材はクスノキで、この作品を彫った生徒は
「木は固くて目で見る限りは動かないけれど、木を彫っていると木、本来の暖かさしっとりした柔らかな生命をひしひしと感じる、生きているという感覚を表現したい」とありました。
漆芸ではこの動物、蒔絵の作品が私の眼を惹きました。
作品展示室で監視してる生徒に話しかけてみましたが、この子達は一年生ということだったけれど、どの子も礼儀正しく、しっかりとしてよく教育され、育っていると思えました。自分の高校生時代はなんと未熟だったかと、そして今なを未熟で遣り切れない想いです(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
この日は京セラ美術館をゆっくり散策、裏の日本庭園で、往時のほったらかし状態(;´∀`)だった池を思い浮かべていると、空も少し染め初めました。
灯りがそこここに点在し、情調溢れる庭園池が浮かび上がってきました。
建物裏もライトアップされていきます。
こちら正面も色とりどりに変化して、国内最古と言われている壮麗な帝冠様式の美術館に、夜景の魅力が加わったのでしょうか?
暮行く平安神宮の大鳥居は昼間にはない静寂もあり、聳え立つ壮厳さを観ました。
この日京セラ美術館へ行く前に
淀屋橋・西天満「ギャラリー白」で開催中だった【柴田知佳子展】10/9 終了 を観にいきました。
「Scape」綿布、顔料、アクリル、194×648cm
作品に魅せられて、ずーとずーと魅せられ続けたい時が流れていました。
部分:キャンバスの綿布が一見紙のように感じられます。。
部分:クレパス・金粉・パステルetc. 全て自由闊達です。
いつまでも画面から離れたくないのですが、京都三条まで行かねば~~と後ろ髪引かれながら・・
そうそう、疎水沿いのそば処で「梅おろしそば」と「ビール」を頂きました。食べ物画像は何故かパスして残さない習性がヾ(≧▽≦)ノ・・それと京都へ行くと時々なにかしら面白い出会いがあるのですが、この疎水沿いでも・・またの機会にでもヽ(;´∀`)。
変化に跳んだ作品達、そして今時の高校生とも出逢へ、楽しく一日を過ごせました。
昨年は京セラ別館の展示で本館は初めて、何度か公募展をここで観てるのですが、2階南東展示区画の角2m+9mの自分の壁面が決まったので、コーナを上手く使いたいと思いイメージしに行ってきました。
京セラ美術館1階「ザ・トライアングル」で【宮木亜菜 肉を束ねる】を開催していました。10/10終了
この日はビデオ映像のみで残念でしたが、
日々繰り広げられた証・軌跡がそこにはありました。
宮木亜菜さんの作品は初めて接しましたが、いろんなインスタレーション・パーフォーマンスをされてきたようです。
今回は、ご自身の体を素材として鉄板との間に行き来する力を見せられていました。
モノとモノとの間に横たわる摩擦を固定観念で見ない、特に自身の肉体を使ってモノとの関わり・変化を考察するのかなと思われました。
さて、さて、二階展示室へ上がってみると、そこは「京都市立銅陀美術工芸高等学校」の【美校作品展】が全館使って開催されていました。
私が展示する南東の部屋には彫刻と漆芸が展示されていました。
素材はクスノキで、この作品を彫った生徒は
「木は固くて目で見る限りは動かないけれど、木を彫っていると木、本来の暖かさしっとりした柔らかな生命をひしひしと感じる、生きているという感覚を表現したい」とありました。
漆芸ではこの動物、蒔絵の作品が私の眼を惹きました。
作品展示室で監視してる生徒に話しかけてみましたが、この子達は一年生ということだったけれど、どの子も礼儀正しく、しっかりとしてよく教育され、育っていると思えました。自分の高校生時代はなんと未熟だったかと、そして今なを未熟で遣り切れない想いです(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
この日は京セラ美術館をゆっくり散策、裏の日本庭園で、往時のほったらかし状態(;´∀`)だった池を思い浮かべていると、空も少し染め初めました。
灯りがそこここに点在し、情調溢れる庭園池が浮かび上がってきました。
建物裏もライトアップされていきます。
こちら正面も色とりどりに変化して、国内最古と言われている壮麗な帝冠様式の美術館に、夜景の魅力が加わったのでしょうか?
暮行く平安神宮の大鳥居は昼間にはない静寂もあり、聳え立つ壮厳さを観ました。
この日京セラ美術館へ行く前に
淀屋橋・西天満「ギャラリー白」で開催中だった【柴田知佳子展】10/9 終了 を観にいきました。
「Scape」綿布、顔料、アクリル、194×648cm
作品に魅せられて、ずーとずーと魅せられ続けたい時が流れていました。
部分:キャンバスの綿布が一見紙のように感じられます。。
部分:クレパス・金粉・パステルetc. 全て自由闊達です。
いつまでも画面から離れたくないのですが、京都三条まで行かねば~~と後ろ髪引かれながら・・
そうそう、疎水沿いのそば処で「梅おろしそば」と「ビール」を頂きました。食べ物画像は何故かパスして残さない習性がヾ(≧▽≦)ノ・・それと京都へ行くと時々なにかしら面白い出会いがあるのですが、この疎水沿いでも・・またの機会にでもヽ(;´∀`)。
変化に跳んだ作品達、そして今時の高校生とも出逢へ、楽しく一日を過ごせました。
京セラ美術館での展覧会は11/30からなんですね。
大作のようなので伺えるといいのですが・・・。
ライトアップは行く事がないせいかあんまり好きではないのですが美術館のライトアップは綺麗ですね。
高校生たちの作品もいいですね♪
by つぐみ (2021-10-12 20:38)
つぐみさん
夜は夜の暗さで良いのではないか、
ライトアップなどしなくてもと言う
:ヒンマガッタ:思いがあります(/ー ̄;)
ここには、アップしていませんが、高校生
服飾等に斬新なデザインのがありましたよ。
【The Space展】はご都合よろしければお立ち寄り下さい。
by mirro (2021-10-12 21:13)
鳥居でっかいなあ。
最後の作品は、私も惹かれます。
どうやって描いたのか見当がつかないから。
音楽でも、そういうのが気になります。
by kome (2021-10-12 22:24)
ライトアップも色のグラデーションがあって美しいですね。
クスの木の彫刻は良い香りがしてきそう。
by 響 (2021-10-13 12:32)
komeさん
暮れゆく鳥居は、通常よりずーっと素敵でした。
柴田さんの作品は制作過程はみえますが、その感性と熟練の技に感服です⭐︎
音楽も音色、音の重なり等、絵画との共通点あるのですね。
聴くだけですが♪
by mirro (2021-10-13 20:15)
響さん
やっぱりグラデーションは惹きつけられますね。
木彫は全てクスノキなのですが、広い展示場だからかな?
良い香りは判らなかったです(ᵔᴥᵔ)
by mirro (2021-10-13 20:27)
インスタレーションは、自分が作品の中に入ってゆけるから、楽しいでやすね!
by ぼんぼちぼちぼち (2021-10-14 13:56)
ぼんぼちぼちぼち様
断定的ではない、不確かで、揺らぎがある作品なら、
自由に想像を巡らす事が出来るのかなと思っています。
by mirro (2021-10-14 17:12)
高校生ともなると、もう才能ある者は開花させているという気がします。
by U3 (2021-10-18 13:08)
u3さん
この高校は、上村松園、松篁さんなど著名な日本画家を輩出した、
創立1880年のあの「京都府画学校」ですが、
伝統ある美術工芸だけでなく、
おっしゃっるように、今時のファッションアートにも、
斬新なモノが見られました。
by mirro (2021-10-18 20:56)