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垣間見えるikomono [量子論]

命あるものは生まれいつかは消えるけれど、生まれてきた時に持ってきた振動は、この宇宙空間に漂い続けるのではと思っています。それを魂と言うのか、あるいはエネルギーというのか、定かではないけれど、この宇宙空間に次なるものへの振動となって重なり蠢き続けるのではないかと思ったりしています。その全ての振動が亡くなる時、この宇宙は消滅するのではないかと思えたりします。

以上は 2019-12-09 01:49 にこのBlogで記述していました。
その後、2022年春に【量子力学の奥深くに隠されているもの】ショーン・キャロル氏[著]に出逢い、量子物理という世界を少し知る様になり、この想いは量子という存在の片鱗を想っていたのではないかと思えます。


量子力学の多世界解釈では【我々の住む唯一の宇宙のなかで、ある現象が偶然起こるのではなく、すべての可能性は異なる宇宙のどれかで必ず実現していることを認めざるを得ない】と云うのです。


そして今 如実に、、思慮や分別を超えたありのままの真実の姿として想う事 、、
それは
こんなに遠くに来てしまっている・・・もう、こんなにも遠くへ来てしまっていたのだ!

この大地にひれ伏し、大海の波に身を任せる想いなのか
それはもしかして、宇宙の端、波の果てにいるのかもしれない。。。
この遠い感覚は何なんだろう

そこは、虚無でもなく、、無常でもない、、やはりHAZAMAを垣間見れてるのかも知れない。
ただ遠い遠い刹那、なのだと思う。
現代的解釈では、1刹那は1/75秒に対応するそうな。。。

嘗てこのベランダで遭遇した、ゼラニウムに、不思議な緋色を垣間見た。
するりとあーっーと云う間の緋色 それは1刹那だったのだ。。


img043b.jpg

その刹那、それが切ないのだろ、切ないのかもしれない、、

50年を起点に隔てられながら、共に歩んでいたこの時空、
それが、ある日瞬時に交わる不思議なもつれ

それぞれが、それぞれのスピンを繰り返しながら、共にある同じ分子の時空
人間、我々は同じ分子で成り立っているのだ
その50年という空間を想うその分子が情念になるのかもしれない。
多分そこに在ったのだ。。。緋色・情念の1刹那

1刹那でありながら、50年という対象を眼の前にして、、
それが1刹那でありながら、そこを過ぎ去って来た不思議な何をかを想うのだろうか!

お互いが生き、それぞれが今をと感じ、在ると感じた、
刹那の空間、その人は居た 紛れもなくやってきたのだ。。。
それは、既にある他の宇宙空間で起こっていたことなのだ!

1刹那の存在があった。垣間見た!

その存在を想う時、なんと遠い重なりが何層にも何層にも在るのが見える。。
もうこんな空間・隙間を感じる機会は無いに違いない、遠い果てにいる自分との1刹那。


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kome

mirroさん、気持ちが上がってきていますか。
モコ(ikimono)は私が帰宅すると、おやつのドライフルーツをよこせとケージを"振動"させてます
by kome (2023-12-18 22:31) 

mirro

komeさん
有難うございます。
一刹那のモノが感じられたことに嬉しく、気持ちも上がってきつつあります。
モコちゃんikimonoは心の振動をも与えてくれますね(*'▽')丿
by mirro (2023-12-19 17:15) 

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