【ギャラリー勇斎】と興福寺

奈良町の【ギャラリー勇斎】さんで開催されている あまのしげ氏と豊住和廣氏の『出会いの二人展』を観に行ってきました。
’23年1月17日～29日




ギャラリー正面のお二人の作品と共に、コーナに置かれているラグビーボールにもお二人の絆を感じさせられ、とても印象的でした。










その後、雲一つない青い空のもと、興福寺の【阿修羅像】に何十年振りかで逢いにいきました。





正面でずーとずーと見続けていると、、なんと、なんと、ニッコリ笑ってくれるではないですか！ちょと左寄りに位置すると、もっと優しい笑顔を見せてくれました。「天平の美少年」と言われていますが、遠い日に観た「阿修羅」とは印象がまるで違って、こんな笑顔を見れてとても幸せでした。




本当に、観続ければ観続けるほど微笑みがある、神の領域にある像ですが、この像を創り上げた遠い彫師の方にも手を合わせたくなりました☆☆。

コメントより：遠い日の阿修羅は少し怒っていて、不安・心配のある様相でしたが、
今回の佇まいは優雅で、安堵感があり、ずーと微笑みがありました。
阿修羅の変化は自分の変化かと思いますが、幸せな喜びに満たされた想いがありました。。



他の八部衆像もなんだかにこやかで、特に【畢婆迦羅像(ひばから像)】に惹かれ調べてみると「大蛇ニシキ蛇を神格化したともいわれ、音楽をつかさどる神で、横笛を吹き、諸神を供養します」とありました。やっぱりー♪




十大弟子立像も六体しかなかったですが、優美の佇まいで魅了されました。
写真もスケッチもダメなのが、とても残念でしたが、また逢いに行きたいです。

コメント 10

奈良まで来られたのですね！日本は美術展のみならず神社仏閣でも写真禁止が多いので残念です。。
by tomi_tomi (2023-01-18 03:31) 

tomi_tomiさん
奈良は近鉄が大阪難波まで延長されてから、便利になりましたヽ(^^)ノ
写真はフラッシュを焚かなければ、良いのではと思ってしまいます。
by mirro (2023-01-18 23:38) 

ブログへの書き込みが遅くなりましたが

あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくおねがいいたします

奈良に住んでいると、奈良には素晴らしい建築物や
美術品の宝庫だという事をよく忘れます(^^;)
こうして奈良を語って頂いて再発見があるのです
( ^ω^;)
by あとりえＳＡＫＡＮＡ (2023-01-19 22:11) 

あとりえSAKANAさん
よろしくお願いします。
奈良は3年ほど前に春日大社の原生林を散策して以来でした。
河瀨 直美さんが奈良を拠点に映画を創り続けられ、
奈良を盛り上げておられますね☆彡
奈良町を少し歩きましたが、あの奈良特有の土着の感じがなくなって、
少し残念な気持ちもしました。
by mirro (2023-01-20 01:52) 

この記事を読んだら阿修羅像に会いたくなりました。
最近奈良界隈へ行ってないです・・・。
by つぐみ (2023-01-23 20:57) 

つぐみさん
遠い日の阿修羅は少し怒っていて、不安・心配のある様相でしたが、
今回の佇まいは優雅で、安堵感があり、ずーと微笑みがありました。
阿修羅の変化は自分の変化かと思いますが、幸せな喜びに満たされた想いがありました。。
by mirro (2023-01-23 23:49) 

阿修羅像のお顔はほんとうにずっと見てしまいます。
五重塔が胸のすくような青空に映えてますね。
by 響 (2023-01-24 17:32) 

奈良もそのうち行ってみたいです。
仕事とか修学旅行でしか行ってないので。
by kome (2023-01-24 21:19) 

響さん
実物に迫る画像はなかなか見つからず、この阿修羅の画像は
入場券から修正を加えたものです。少し優しさもあるかなっと。
この日は本当に良いお天気で素敵な1日を持てました。
by mirro (2023-01-24 23:19) 

komeさん
土臭かった奈良も、随分おしゃれになってしまいました。
でも天平文化は今なお私たちに、高められた芸術を残してくれています。
ぜひゆっくりお越しください。
by mirro (2023-01-24 23:32)