石内都展 見える見えない、写真のゆくえ [絵画]
西宮市大谷記念美術館で 2021年4月3日(土)〜7月25日(日)迄開催されていました。
【石内都展 見える見えない、写真のゆくえ】
猛烈な太陽が照り付ける午後、阪神「香櫨園」駅から美術館へ歩いて約6分ー。。入館の際体温を計るとなんと37,2° 手頸の処で計ったので、これって表面温度の皮膚温で、少し間を置くと下がったと思うのですが、37,5°以下っだったので、即入館できました。。家へ帰って一応体温計ってみると平熱でしたが、まぁ、それはそれは灼熱と言える、とてもとても暑い日だったのです。この後、未だ2件立ち寄り先があったのです\(//∇//)\:。。
が、しかし、、素晴らしい「見える見えない空間」に魅了され、石内都さんの世界を彷徨いました。
<ひろしま>は、広島平和記念資料館に収められた被爆者の衣服などを写した作品で、1945年の76年も前のものなのに、デザインとか見ていたら、こんな服私も着てみたいと思えるぐらい素敵なのですが、やっぱり焼け焦げていて、あの時の服なんだと、深く哀しい、限りなく愛おしい。
<hiroshima> 2019 108.0x74.0 chromogenic print donor:Iijima,N.and Iijima,S
L<hiroshima> 2007 185.0x124.0 chromogenic print donor:Ogawa,R
R<hiroshima> 2007 154.0x100.0 chromogenic print 作家蔵
< hiroshima> 2020 33.5x23.0 chromogenic print donor:Marumi,S
こんな可愛い鞄を持った女の子。。上靴もあるよ。。
.
広島にはまだ行方不明の女の子がいっぱいいるそうです。
<hiroshima> 2008 74.0x108.0 chromogenic print donor:Ninomiya,T
「いつ、帰ってきてもいいように、そういう女の子のためにきれいに撮ってあげるわけ。」
<hiroshima> 2020 108.0x74.0 chromogenic print donor: Masaki,S.
☆昨日76回目「原爆の日」
1945年(昭和20年)8月6日(月曜日)午前8時15分 広島市へ原子爆弾投下
<Scars><INNOCENCE>は、 女性たちの病気や事故による傷跡、、まるで木炭で描かれたような質感、印刷された紙の上の黒白の軌跡の、あまりの柔らかい肌合い美しさに 写真という媒体を超えたモノを観ました。
<INNOCENCE> 2006 108.0x74.0 gelatin silver print 作家蔵
L:<Scars> war 1945; 2002 108.0x74.0 gelatin silver print 作家蔵
R:<Scars>accident 1992 ; 1996 108.0x74.0 gelatin silver print 作家蔵
「傷跡は生きてきた時間の結晶として見出した」と説明されていました。
L:<INNOCENCE> 2006 108x74.0 gelatin silver print 作家蔵
R:<INNOCENCE> 2001 74.0x108 gelatin silver print 作家蔵
<Naked Rose> 2005 126.0x80.6 chromogenic print 資生堂蔵
<Naked Rose> 2005 80.6x126.0 chromogenic print 資生堂蔵
<sa・bo・ten> 2013 43.0x28.8 chromogenic print 作家蔵
<sa・bo・ten> 2013 43.0x28.8 chromogenic print 作家蔵
<sa・bo・ten> 2013 43.0x28.8 chromogenic print 作家蔵
他に、新作<The Drowned> フリーダ・カーロの遺品<Frida Lave and Pain > 初期作の<連夜の街>等々ありました。
☆写真の技術は全く判りませんが、カメラ操作だけではなく、写真も絵画と同じで、直接印画紙に映し出された作品を観るべきだと知らしめられました。
今回の図録、装丁が凝っていて超小型のA5版、表紙はハードカバーで切り込み窓もあるデザインで、おしゃれなのです、それに、紙質が、例えば<ひろしま>と<Naked Rose>とでは違ったりするのです! 図録はめったに手に入れませんが、こんなのは初めてです。但し、マチエール、色彩は全然出ていません。ゲンナリです。
【石内都展 見える見えない、写真のゆくえ】
猛烈な太陽が照り付ける午後、阪神「香櫨園」駅から美術館へ歩いて約6分ー。。入館の際体温を計るとなんと37,2° 手頸の処で計ったので、これって表面温度の皮膚温で、少し間を置くと下がったと思うのですが、37,5°以下っだったので、即入館できました。。家へ帰って一応体温計ってみると平熱でしたが、まぁ、それはそれは灼熱と言える、とてもとても暑い日だったのです。この後、未だ2件立ち寄り先があったのです\(//∇//)\:。。
が、しかし、、素晴らしい「見える見えない空間」に魅了され、石内都さんの世界を彷徨いました。
<ひろしま>は、広島平和記念資料館に収められた被爆者の衣服などを写した作品で、1945年の76年も前のものなのに、デザインとか見ていたら、こんな服私も着てみたいと思えるぐらい素敵なのですが、やっぱり焼け焦げていて、あの時の服なんだと、深く哀しい、限りなく愛おしい。
<hiroshima> 2019 108.0x74.0 chromogenic print donor:Iijima,N.and Iijima,S
L<hiroshima> 2007 185.0x124.0 chromogenic print donor:Ogawa,R
R<hiroshima> 2007 154.0x100.0 chromogenic print 作家蔵
< hiroshima> 2020 33.5x23.0 chromogenic print donor:Marumi,S
こんな可愛い鞄を持った女の子。。上靴もあるよ。。
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広島にはまだ行方不明の女の子がいっぱいいるそうです。
<hiroshima> 2008 74.0x108.0 chromogenic print donor:Ninomiya,T
「いつ、帰ってきてもいいように、そういう女の子のためにきれいに撮ってあげるわけ。」
<hiroshima> 2020 108.0x74.0 chromogenic print donor: Masaki,S.
☆昨日76回目「原爆の日」
1945年(昭和20年)8月6日(月曜日)午前8時15分 広島市へ原子爆弾投下
<Scars><INNOCENCE>は、 女性たちの病気や事故による傷跡、、まるで木炭で描かれたような質感、印刷された紙の上の黒白の軌跡の、あまりの柔らかい肌合い美しさに 写真という媒体を超えたモノを観ました。
<INNOCENCE> 2006 108.0x74.0 gelatin silver print 作家蔵
L:<Scars> war 1945; 2002 108.0x74.0 gelatin silver print 作家蔵
R:<Scars>accident 1992 ; 1996 108.0x74.0 gelatin silver print 作家蔵
「傷跡は生きてきた時間の結晶として見出した」と説明されていました。
L:<INNOCENCE> 2006 108x74.0 gelatin silver print 作家蔵
R:<INNOCENCE> 2001 74.0x108 gelatin silver print 作家蔵
<Naked Rose> 2005 126.0x80.6 chromogenic print 資生堂蔵
<Naked Rose> 2005 80.6x126.0 chromogenic print 資生堂蔵
<sa・bo・ten> 2013 43.0x28.8 chromogenic print 作家蔵
<sa・bo・ten> 2013 43.0x28.8 chromogenic print 作家蔵
<sa・bo・ten> 2013 43.0x28.8 chromogenic print 作家蔵
他に、新作<The Drowned> フリーダ・カーロの遺品<Frida Lave and Pain > 初期作の<連夜の街>等々ありました。
☆写真の技術は全く判りませんが、カメラ操作だけではなく、写真も絵画と同じで、直接印画紙に映し出された作品を観るべきだと知らしめられました。
今回の図録、装丁が凝っていて超小型のA5版、表紙はハードカバーで切り込み窓もあるデザインで、おしゃれなのです、それに、紙質が、例えば<ひろしま>と<Naked Rose>とでは違ったりするのです! 図録はめったに手に入れませんが、こんなのは初めてです。但し、マチエール、色彩は全然出ていません。ゲンナリです。
2021-08-07 12:33
nice!(19)
コメント(4)
銀塩のプリントは、レーザープリントや印刷とは、違いますね。
石内都さんが以前住まわれていた場所と少し離れているけれども
同じ市内に住んでいます。
写真集は、図書館で何回か見ました。
by kome (2021-08-07 21:58)
komeさん
ご近所だったのですか。。それはやっぱり親近感ありますよね☆
なんでもそうですが、図録とか画集になってしまうと、
記事でも言ってますが、違ってしまいますね。。
仕方ないですよね(*_*;。
by mirro (2021-08-08 00:16)
ちょっと苦手な分野です。
大谷記念美術館、ユニークな展示が多くて頑張っておられますね。
by つぐみ (2021-08-08 20:15)
つぐみ さん
そうですよね、つぐみさんにはソグワナイんですよね。
ユニークな展示ですか?
ボローニャ国際絵本原画展なんか相変わらずしていますよー。。
by mirro (2021-08-08 23:58)