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ANDREAS GURSKY [絵画]

国立国際美術館で『ANDREAS GURSKY』の写真の展示があり、ほとんどの作品は好みのものではないのだけど、気になる作品が数点あったので観に行った。
う~ん価値ありで、私の範疇のIKIMONOに匹敵する作品もあった。。

同設の『現代美術100年の実り』は同館所蔵の著名な作品がずらり。
その中にAlberte Giacometti の作品『男/Hemme』があった。
デッサンをしていた頃、ジャコメッティのモデルをした矢内原伊作氏著の『ジャコメッティとともに』を読んで大いに感動し、ジャコメッティとの対話、本質を見据えることを追い求め、それは消しては描き、消しては描くという作業、いつまでもいつまでもモデルをしていた・・作品は仕上がらない、
そんな内容のことも思い出され懐かしい作品、矢内原伊作氏との対面があった。


その後、近くのカフェで、ギターとJazzボーカルのデュオがあったので行ってみた。
ギターとボーカルなんて、甘過ぎてjazzになるんかいなと思っていたけれど、繊細なギター、ダイナミックで円熟の境地に入られたシンガー、なかなか情熱的だった。

開放された空間から、夜景が眺められ、川面にIKIMONOのように夜の光が揺らめき、ちょと情緒あるゆったりした時間を過ごすことができた。

yca.jpg




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石坂律子

あー、男Hemeどんなんだろう!?
んー、IKIMONO博士のミロさんが惹かれる程なんだから。見たかったな。

雑踏の息苦しい日々の中で音楽、空間によって一瞬夢を見させて貰えた。本当、不思議な時間(*^^*)
芸術って一瞬、空想夢の世界へ引き込まれますね。(*^^*)!これが中毒になるんですね?
by 石坂律子 (2014-03-15 04:53) 

つぐみ

画家ならではの感想ですね。
私には及びもつきません^^;

ジャズもいろんなセッション形態がありいろんな楽しみ方ができるのですね。

夜の川面もいいですね。

by つぐみ (2014-03-15 21:01) 

mirro

律子さん
『男/Hemme』 
真正面を見据え、ジャコメッティと対峙する、
メガネを掛た矢内原伊作氏です。
著書:『ジャコメッティとともに』は不朽の名作だと思います。
うちの書棚にあります。また時間あるときにでも読んでみてください。

音楽もひと時の儚いものなのかな?もちろん中毒になりますよ♪♪♪


つぐみさん
ANDREAS GURSKY の作品
心にひっかかるものもありました。。

はい、音楽は一夜のものかも知れませんが、
気持ちの良い空間を過ごすことができます。
by mirro (2014-03-15 23:40) 

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