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生物物理学 [量子論]

その辺を整理していたら、2017年9月20日の讀売新聞の夕刊、生物物理学者の大沢文夫さん当時94歳のインタビュー記事「生き物のの本質を問う」という記事が現れた。

なんと今読んでいる
【量子力学で生命の謎を解く】(Life on the edge) ジム・アル=カリーリ&ジョンジョー・マクファデン共著:とリンクしているではないですか!!
偶然と言えば偶然かもしれないけれど、当時は量子物理も生物物理も特別興味がなかったし、ただ、この記事、大沢さんの生物の『ゆらぎ』と言う言葉に反応したのだと思う。
大沢さんはゾウリムシという脳のない下等動物にさえ、【自発性】というものがあり、個体差もあり、より良い環境を求めてまた新たなエネルギーを使って次なる環境を得ようとするのだと。多様性があり、一匹一匹も集団も常に一定ではなく、ゆらいでいる
不安定な『ゆらぎ』のある機械は使えないけれど、生き物はその『ゆらぎ』を自発的に利用し、いろんな環境条件、変化に適応できるシステムなのだと。


昨今SDGsとかが叫ばれていますが、この記事で大沢さんは【持続的な未来を描くには何が必要なのか】を【自然や生きものに目を向け人間のあるべき姿に気づくこと】


おおさわb.jpg





量子生物の生物の情報処理に用いられているニューロンの働きには、量子コンピュータの構成要素であるqubit (キュビット)としての性質が備わっており、この図に描かれている様に、coherence 興味ある方は青字リンク先へ(コヒーレンス)状態にあるqubit はいくつもの回転状態の重ね合わせで存在する。。とあります。
量子もつれは一個の粒子に起きたことが、瞬時に別の粒子に影響を与え、無数の状態に増えて行くのかと。遺伝情報が世代から世代へ忠実に伝えられるのも、人間特有のゆらぎも、我々の体内にある量子・電子の量子もつれその存在に寄るのかもしれないと思っています。

*【量子力学で生命の謎を解く】という書物を完全に読んだわけではなく、とびとびだし、完全に理解できているか定かではありません。全て私の推論です。


量子ビットb.jpg
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kome

量子力学のことは、まだよくわからないのですが最近 反物質のことを知ってちょっと興味を持ったのでした。
あと、youtubeとか見ていたらこの世界のものは振動(周波数)で出来ているとか言う人もいます。
言霊(ことば)も振動の1つですね。
by kome (2023-10-09 09:42) 

mirro

komeさん
私も量子論にしても、ましてや反物質のことも真に理解できているとは思えません。
ただ、宇宙は物質だけで構成されているけれど、
反物質は人工的に作り出すことが出来るのですね?

ただ自分の感覚と、実際人間は鼓動で生きているし、この世界は、おっしゃる様に”振動”があって在るのだろうと想い、
作品にもikimono”振動”とか表示しています。

ゾウリムシししても、人間にしても、この宇宙の物質も、
みな同じ元素を保有して成り立っているのかと思っています。
この宇宙に存在するモノは全てに同じ生成物かと。。。

何かお気づきのことがあれば、お教えください。
by mirro (2023-10-10 02:56) 

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