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着るもの [ファッション]

京都三条の文化博物館へ千總のコレクション展『小袖と屏風』を見に行った。

~京の優雅~と題してあったが、さすが煌びなお着物達、
江戸時代後期のもので、アールヌーボーの影響を受けているものもあるそうだが、
マチス顔負けの斬新なデザインのものが数点あった。
マチスはこんな着物を見て影響されたのではないか?と思ったりした。

ある階層以上の人達のものだったにせよ、洗い張りした様子や、裾や袖口の汚れを見ていると、
ほんとうにこんな手の込んだ個性的な豪華なものを日常に着ていたんだと、
そして、その人達がぞろぞろ?しゃなりしゃなり?歩いたり、立ち止まって話し合たりしている様子
などが想像でき思い描かれた。
それに比べて、今我々、庶民であるとはいっても、いろんな素材・デザインetc.高価なものが
種々あるにしても、なんとも簡単なものを着すぎているのではないか、と。
例えば、ここまで手の込んだ日本刺繍のものを、日常に執着して着ている人はいるのだろうか?

すっごい雷雨にあって、コーヒーとケーキーで雨宿りしてる間に、夕方になってしまった;:;。


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Jean

さすが芸術家は見所が違う♪
一度こんなお着物を着てみたいわぁ。
わたしの祖母は京都出身で、洋服を着たことがりません。
髪も自分で毎日結っていました。
憧れのお祖母ちゃんでした。
もう、逢えないけど、美しい人だったと思います。
by Jean (2005-07-11 10:17) 

mirro

そうなんだ・・Jean ちゃん似の素敵なお祖母様なのですね?~☆

『でもあんな大層なものを着て 寵愛を受けるために
   工夫を凝らして待ってるなんて イヤイヤ・・
   源氏物語読み過ぎ・・? 庶民がいいよ』

って言う意見もあって、そういう一面も確かにあったと思うけれど、
自分の趣向のために拘って作らせ、大切に大切に着ていた様子が
窺い知れたわ。。。
着物は好きなので着ていたいけれど、やっぱり、日常となると;:;:
カナンカナンε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛
by mirro (2005-07-12 02:33) 

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