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流木の続き [絵画]

前の記事で出会った持ち帰りたい流木、どうしても持ち帰りたくなって数人の人に相談した。

①公共のところ、○△○公園のものだし、犯罪になるよって。

②海岸に流れ着いたものだから、ゴミだし、持ち帰ってもいいんじゃないかと。
ただ、海外からのもので、禁止されているものかもしれないし、虫とかが湧いているかもしれない。
殺虫してからでないと室内へいれてはだめかも。

③そのままの形で持ち帰ってとしても、マンション内に入れる時に、クレーンで持ちあげなければ
玄関からは入れられない。大変な作業になってくる。

①②は公園へ問い合わせれば良いことだし、③の物理的なことはどうにでも解決できることだと思う。

④そして最後
『その流木はその状況でその時間にその砂浜に貴女の方に向かってあったからこそ惹かれ、
貴女の心に入ってきたのではないか。その切なさ儚さ、サウダージ感があってのものなのでは
ないのか、それだからこそでは・・』と言われ、目が覚めた。

いつも、全ては切なく儚いものとわかっているのに・・
ついついその美しさ不思議さに惹き込まれ、自分のものにしたいなどど・・・
まさにまさに、そうだった。私がいつもいつも思っていたところのものであったのだと。

あの海岸であの時間に出会った、たったひとつの大切な不思議なIKIMONO。
なんらかの形で持ち帰ったとしても、その存在はもうない。

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石坂律子

儘にならぬが世の常、(;´д`)トホホ
でも、良い出逢いでしたね(*^^*)。
by 石坂律子 (2014-02-27 05:51) 

mirro

そうです。全ては儚いものです。
その束の間の出逢いがあって、私の中で生きています。
by mirro (2014-02-27 18:47) 

つぐみ

確かにその場にあってこそのものかもしれないですね。
「つかの間の出逢い」なんですね。
心に刻んでおいていつか作品にエキスとして昇華されることでしょう。
by つぐみ (2014-02-27 21:15) 

mirro

自分のものにしてしまいたいーー
そんな気持ちになってしまっていました。

いつかは壊れ、去りゆくものでもあるのかと。
でもそれは、私の中で生き続けています。
今回それがしっかりわかりました。


by mirro (2014-02-28 23:19) 

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