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「高槻JAZZ STREET 2019」 [音楽]

急に思い立って「高槻JAZZ STREET 2019」へ行ってきました。
このところお天気不順でしたが、とても良いお天気で最高のジャスストリートになり良かったです。街中が、鉄道高架下・教会庭・小学校校庭etc.解放されて音楽の渦に巻き込まれています。
お目当てはおなじみ【宮下博行トリオ#3】

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宮下博行(P)


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斎藤 敬司郎(B)


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松田“GORI”広士(Dr)


お昼すぎから高槻現代劇場文化ホール3Fレセプションルームへ駆けつけ聴いていました。
会場は超満員でしたが宮下トリオまでにはなんとか最前列に座れましたヽ(^▽^)丿。
ここの音響はとても良く宮下さんのピアノはますます冴えて美しく迫り来る波動も抜群でした。宮下さんのピアノに匹敵したドラム【松田“GORI”広士】さんをフィーチャーしての最後の曲【Meeting3】 は圧巻でした。ゴリさん神業でした!!。また4番目の【Answer is Love】は【Setting on standard】でリリースされたCDで初めてを聴いた時、【不安のなか開ける未来の予感があって深い愛を感じさせられた】のを思い出し、生で聴けて想いを新たにしました。ベースの斎藤 敬司郎さんも素晴らしい音回しで、本当に最高のトリオでした。トリオの皆さん本当に有難うございました。

セットリストは以下の通りでした。
1 Your Call Stop Me
2 Moon River
3 Girl from Ipanema
4 Answer is Love
5 Meeting3
宮下氏オリジナル1.4.5と、昨年出たトリオ#3のCD "Setting on standard" からの2.3でした。

HIROYUKI MIYASITA HPはこちら
CDお求めは、Amazon, Disk Union 各店、ライブ会場
直接メール hiro-sound@music_email.ne.jp

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レコードの魅力 [音楽]

当方には先代が集めていたレコード・CDがそこそこあって、特にレコードはサイズも大きく保存にかなりのスペースを占めています。めったにレコードをかけることもないけれど、レコード好きの友人がやって来た時『やっぱりアナログの音は良いな~』と言います。この当方の何ともごく平凡なプレーヤの音でさえ♪

ところがこのところ他所でレコードを聴く機会があって、そこでお世話をしておられる南野勝さんがレコードのための素晴らしいオーディーオシステムをお持ちで、そこでの音を聴かせてくださるというので、試聴させて頂きました。
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それはもう聞きしに勝るもので、家の土台から、真空管のこと、針圧のことetc.etc.、それに人間が聞こえない上下の音域を取り込んでいること、これって凄いと思いました。
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さて、さて、試聴の洗礼は【Julie London】
臨場感そのもの、目の前に実在の彼女の姿がある様な、いいなー♪いいなー♪ 自然と拍手をしてしまいます。その後日本人女性のJAZZ'ボーカルを2枚聴いた後~。。。
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BACCHUS SWING 【YUZURU SERA】が流れ始めました。
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この世良譲さんのピアノを聴いている時、高音部にふと樹その物の音が感じられ、この今流れているピアノの音は嘗て自然のなかにあったあの樹自身の音ではないのか、その樹の音がどんどん私の中に流れはじめ、体中一杯一杯になって打ち続けられ振動し初めました。その音はまた私が幼い頃弾いていたピアノと同じ音を思い出させました。そして不覚にも涙が溢れてしまったのです。こんな経験は初めてでした。樹々の音が私を呼び覚まし深い森へ誘い、樹々の音霊が体の中を駆け巡ったのかなと思ったりします。不思議な想い、、経験でした。世良さんのピアノと、この本当に素晴らしい人間の聴覚の音域を超えた部分を取り込んで感じさせる、システムのなさせた不思議なのかなーと今は思っています。


私も数枚持参しました。その一枚がこちら
【Ella And Louis】
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エラ・フィッツジェラルド(Ella Fitzgerald)と、サッチモ(Louis Armstrong)ヴォーカル兼トランペット奏者、との共演盤です。1956年仕様。
Oscar Peterson)ピアノ Herb Ellis)ギター Ray Brown)ベース Buddy Rich)ドラムス

実はこのレコード私は聴いたことがなかったのですが、何気に持っていったのを大変に気に入られすっごく嬉しい顔をなさって、名盤だそうです。しかもレコードはとてもいい状態で音もすごく良かったのです。


その後もBill Evans
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Thelonious Sphere Monk等々
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たっぷりと遅い時間まで音の饗宴を楽しませて頂きました。未だに酔っています(;´∀`)
南野さん有難うございます。いろんな技術をお持ちの優しい方でした(*´▽`*)。

それに南野さんはレコードクリーナーをご自身で開発されて、ヨドバシカメラAKIBA店等で
『OYAG』製品として販売されています。↓↓クリックして下さい。リンクしています。
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Andrea Bocelli『LIVE IN TUSCANI』 [音楽]

前記事の男の子は元気になって、この22日の終了式に出席します。ご心配頂いた皆様有難うございました。

この男の子の気分を変えた『Andrea Bocelli 』をYouTube聴きまくっていたら、『LIVE IN TUSCANI』に巡り遭いました。なんと大好きな Saxophonist 『Kenny G 』・ Pianist『Lang Lang』まで出演しているのです。それにトスカーナーは20年も前に訪れ魅了され、特別な想いがあります。夏でしたが、幾重にも続く緑豊かな丘陵が眺められ、素晴らしい風景が広がっていました。歴史ある地方です。彼の故郷TUSCANIでのAndrea ぜひぜひ聞いてください。

(途中から再生されることがあります、初めに戻してください。トスカーナーの風景も見られます)


☆最近音楽に憑かれているような?
以前の絵画と音楽のこと」の記事に何故か『Kenny G 』の画像が貼ってあります(;´∀`)

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Can't Help Falling In Love [音楽]

入院中の13歳の男の子のお見舞いに行き、3時間ほど彼の傍に付きそうことになりました。とてもしんどくて何を聞いても『ううぅん』と言うだけで、暫くそんな状態でしたが『音楽流しても良い?』というと『うん』と頷いたので、「Can't Help Falling In Love」 Elvis Presley じゃない、こちらAndrea Bocelli を一緒に画像見ながら流しました。すると顔色がぱーと変わってにっこりしたのです。それから少し笑って話をすることができました。
I can't help shedding tears to Andrea's Song♬


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ベートーベン交響曲第5番『運命』 [音楽]

堺市立栂文化会館ホールで行われた堺フィルハーモニー交響楽団<スプリング・コンサート>を聴きに行ってきました。

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演目は以上↑↑です。

指揮は森香織さん、堺フィルハーモニーはアマチュア交響楽団なのだそうですが、洗練されていて素晴らしい演奏でした。
特にベートーベンの第5番『運命』は秀逸で、第一楽章は生まれくる力強い振動と若さが感じられ、第2楽章は軽快なリズムに刻まれた、心地よい振動に惹き込まれます、第3楽章は成熟したリズムに乗っていろんな波音が聞こえ、いろんなものが色彩を持って描かれ交差し、躍動感が一緒に踊りたくなる世界へ連れ込み、その空間に呼び込まれ巻き込まれてしまう感覚があり、とても大切な楽章だと思いました、第4楽章は波音と色彩がより振動を持って華麗に大胆に全てを包み込んでひとつにしてしまう、そんな楽章でした。勿論ダイナミックなのですが、とても大らかな曲だったんだと気づきました、第2・3楽章はリズムに合わせて体を刻んでいると3拍子のリズムがあって、踊りたくなってくるのです。第2・3楽章は3拍子だったんだと思って、後でWikipediaを見ると第1楽章は2/4拍子・第2楽章は3/8拍子・第3楽章は3/4拍子・第4楽章は4/4拍子とありました。やっぱり~♪♪ 今までちゃんと聴いてなかったんですね(;´∀`)、、、それで踊りたくなったんだと納得したのです♪♪ 指揮者の方も程よいパーフォーマンスでとても美しく素敵でした。指揮者ってこの多彩な音の振動を統率し自分自身陶酔できるのかもしれない、、、いいな~♪♪と思いました。
第5番がこんな曲だったなんて、堺フィルが良かったのか、ベートーベンがさすがなのかわかりませんが、今回はきっちり自分の中へ入ってきました。
不思議ですね、本当に堺フィルハーモニー交響楽団に改めて気づかされたのでした。ナンテコッタ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!。。知らなかったんです(;´∀`)

チケットは急に行けなくなったN氏から譲り受けました。。栂文化会館ホールはトロンボーン奏者向井滋春さんを初めて聴いたホールで、共に新しく気づかされることがある、とてもラッキーなホールなのです。

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向井滋春Jazzライブ [音楽]

先日『ロイヤルホース』で向井滋春Jazzライブがあり聴きに行ってきました。 随分久方ぶりです。

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【向井滋春(Tb) 竹下清志(P) 荒玉哲郎(B) 東原力哉(Ds)】

向井滋春さんのトロンボーンを始めて聴いたのは、2013年1月 堺・栂文化会館「八向山」トリオで来られた時だった。なんと先日のライブ迄に6年の月日が流れていたのだ。向井さんもこの6年ですっかり環境が変わられたし、改めてこの年月を振り返ってみると、それ以前にはない新しい振動と波形が私を大きな波で揺さぶり、この月日に流してくれたと思う。向井さんのトロンボーンに新たな感覚の振動があったし、2013年11月~ikimono~シリーズ 個展 時に、モノとモノの際・間・狭間の同じ感覚がある画家に出会い、また多くの作家達との出会いに様々な波動があり、それ等がローマへの旅立ちを推し進め、ローマで得た遺跡への想いがまたikimono~hazama~への新たな振動に繋がって行ったと思う。
向井さんのトロンボーンと多くの作家達との出会いはこの6年間の大きな振動だったと思う。またこれからどんな振動を波形を感じることができるのだろう。

ところでこの日のメンバー
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向井滋春(Tb) 

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竹下清志(P)

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荒玉哲郎(B)

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東原力哉(Ds)

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それにチェロ、凄い進化を遂げられていた。竹下さんが嬉しそうに見守っている[ムード][目がハート]

この日同行の友人の感想:
感心したのは、店の音響対策が素晴らしいことてす。演奏の開始から音響が良いなあと思いました。ドラムを叩きまくって、PAでボリューム上げているのにうるさく無いし、吸音材を適材適所に配置し、ベースは自然な音色で他の楽器と同レベルにあわせてあって、胴木の鳴る音も聴かれたように思います。
こうでなくっちゃ。そう思って天井や壁を眺めると、何とはなしにですが、吸音材とか部屋の構造が上手く出来ているんだろうな?と自分勝手に解釈しました。心地よい音、楽しいステージでしたね。ライブはライブの良さがありますね。JAZZのトロンボーン奏者がああいう芸当(チェロ)を披露してくれるのですから、今日の客は幸せでした。[わーい(嬉しい顔)]  ピアノもベースもドラムも全部良かったです。最高の晩でした!

ロイヤルホースが大喜びのコメントw( ´ ▽ ` )wかな?機材のことはよくわからないですが、音響が良いというのは基本かなって思います。

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向井さんは沢山のオリジナルがあってJazzStringsで聞いていて好きだった『Fulvio』もこの日のリストにあり良かったけれど、初めて聴いた『Subconscious』は向井さんとベースの荒玉さんの掛け合いが見事で秀逸だった。向井さんメンバーの皆さん素敵な夜を有難うございました。


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Esperanza Spalding (エスペランサ・スポルディング) [音楽]

Esperanza Spalding (エスペランサ・スポルディング)この女性は主にジャズ・ベーシスト、歌手ですが、どんな楽器もこなすマルチプレイヤーで、音楽ジャンルもひろく素晴らしいミュージシャンです。憧れをもってして仰ぎ見ていますが、私は彼女の容姿、特に特にこの髪型に大いに惹かれているのです(*´▽`*)。憧れているのです(*´▽`*)♪

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可愛くて素敵で魅力的ですよね☆彡
容姿はどうにもならないけれど、こんなに広がらなくてもこれに準じた髪型にしたいのです、大きく二つに分けると私の髪型はこちらに近いのかもですが、いつも行ってる美容室のスタイリストに、 この写真を見せて『こんな髪型にして』と言ったことがあるのですが(;´∀`)、そのスタイリストは、ニッコニャと笑って結局今の髪型に落ち着かせるのです。まぁ、、、私のすべての容姿・年齢を鑑みて、彼はここらへんが順当だと言葉には表さないのですが、今の髪型になっているのです。。それにいつだったか母が私の髪型をみて『パーマ行って来たん?やり直してもらってきィー[右斜め上]』ご近所のきっちりカットした髪型の方にも『えっ、それで美容院行ってきたん?』まぁ手入れが行き届いていない感じなのでしょうね[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]不評なのですヨ。

とりあえず彼女の歌声演奏を聴いてみてください。
https://youtu.be/jgnDE_5Wxiw?list=RDjgnDE_5Wxiw

♪What A Wonderful World (Louis Armstrong cover) ♪
vocals & bass: Esperanza Spalding
sax: Jimmy Heath
piano: Danilo Pérez

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Hiroyuki Miyasita Trio [音楽]

とっても久しぶりに生音のシャワーを浴びてきました。ひとつぶひとつぶの音が身体中に降りかかり、何十兆の細胞にまで達して洗い流され蘇ってきました\(^▽^)/。素晴らしいトリオでした。

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Hiroyuki Miyasita Trio
宮下博行(P)
佐々木研太(B)
木曽稔之(Ds)

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宮下博行(P)

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佐々木研太(B)

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木曽稔之(Ds)

この夜のセットリストは、コンポーザーでもある宮下氏のオリジナル曲とスタンダード曲
それにこの8月に亡くなったアメリカのギターリスト ジョン・アバークロンビー(John Abercrombie )の【Lst】という曲、ヨーロッパで活躍していたこともあったためか繊細だけど、どこか骨太な感じもした。ドラムのジャック・ディジョネットとは終生の友だったそうだ。ジャック・ディジョネットが好きだった当方先代のコレクションにCDがあるかもしれない。探してみよう♪
あとポーランドのピアニスト マルチン・ボシレフスキ(Marcin Wasilewski)のナンバー【Spark of Life 】この方はキース・ジャレットに感銘し強い影響を受けたんだそうだ。
で、、合計10曲にアンコール曲だった。

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宮下氏はキースのように天から降ってくる音色があるし、キースとディジョネットはトリオを組んで周知の間柄だし…♬
う~ん皆どこかで繋がっているんだ♪
いやぁ~楽しく暖かな一夜になりました。
トリオの皆様ありがとうございました。

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向井滋春&Morning Flight 1982 [音楽]

この頃の向井さんの生演奏聴いたことないけど、いいなぁ聴きたかったな~♪♪
若い向井さんだけど今の向井さんの吹き方と判る♪~☆彡聴きたかったなぁ[るんるん][るんるん][揺れるハート]
途中のインタビューもなんだかなぁ(;´∀`*)




今週金曜日ロイヤルホースでライブあるけど行けないし~(;(▼∀▼;)
このところ横に置いているジャズピアノ、こんなの聴くとやっぱり前へ持ってきてなんとかしたいと・♪♪

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向井滋春Quintet Jazzライブ [音楽]

Jazzトロンボーン奏者向井滋春さんが久方振りに大坂へ来られたので行ってきました。
こちら大阪で私が聴いた向井さんのライブでは、初めてテナーサックスが入ってQuintetでした。
メンバーは【向井滋春(Tb) 河村英樹(Ts)  竹下清志(P) 時安吉宏(B) 東原力哉(Ds)】

お昼から友人との大事な用件があって、その資料の事を考えていたら、大切なカメラを持たずに出かけてしまいました(;´∀一)。昨年5月のライブの時はメンバーは違いますが全員の写真ばっちりなのがあるのですが、今回スマホの哀れなこんな写真1枚しかアップできません(;´∀`)。

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でもこの夜のサックス河村英樹さん、後半から俄然音が広がりはじめ、サックス独特の艶のある音が流れ、向井さんのトロンボーンとの二管の音の美しさも響きだして、最後とアンコールはノリにのって、体も自在に動き最高潮でした。かぶりつきで陣取って聴いていたので、拍手喝采したら、河村さんと眼があってやっとニコット笑ってくれました。前半はとても硬かったのです、、良かった[ムード]。。若い河村さんこれからますます素敵なプレーヤーになられることでしょう!!

向井さんは相変わらず力強く繊細で魅了されましたし、ピアノ:竹下清志さんはニコニコ笑って常に楽しそうで落ち着いて、それでいて音が究極の美音を奏で安心させられるし、ベース:時安吉宏さんもすっごいリズム感に溢れて、引き寄せられました。ドラム:体調を崩されていた東原力哉さんはすっかり元気になられて、抜群にノリに乗っての捌きでした。

やっぱり生演奏は良いです♬
最近弾いてないピアノ、また少しづつ触って弾いて、向井さんに頂いた『samarkand』
どうにかしようと思い立ちました。


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