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保阪 公二人展 [絵画]

姉が銀座で二人展をすると知らせてきました。
実は姉「保阪 公」も絵を描いていて公募展に出品し続けていますが、個展、二人展は久しぶりです。

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今までの作品を出すと言ってきたので多分この作品も出品していると思います。

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「窓辺のメヌエット.」100F 2019

家族のことは控えていたのですが、考えてみればこの姉の影響もあって今私は絵画制作をしているかもしれないと気づきました。
かなり年が離れていて、私がまだ小学生の時、彼女は高校生で油絵の道具を持っていて「いいなぁ~」と羨ましく思っていました。で、私も高校生になって油絵の道具を持ちました。
姉はまぁ、どちらかというと理数系で私よりかは頭が良く、何事もきちんとできる人でした。但しあくまで私と比べてなのです。。(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

私が小五か小六の冬休みに「鳥の絵を描いてきなさい」とかの宿題があったのです。乗り気じゃなかった私は、床の間に鶴のつがいが描かれた掛け軸があったのでヽ(^▽^)丿、姉に「あの鶴描いて」と頼みました「ふん[バッド(下向き矢印)]。。」となんの躊躇いもなく綺麗に模写してくれました。勿論私も何の躊躇いも後ろめたさもなく、綺麗に丸めて学校へ持って行きましたヾ(≧▽≦)ノ。なんか子供の頃の兄弟(姉妹)っていいなぁ、気楽に頼めて気楽に描いてくれるんだから♪

冬休みに描いた絵が何枚か黒板に貼られ、先生が批評しました。私の「姉の鶴の絵」もありましたが、その中に鳩小屋の中の鳩を描いた絵がありました。今もはっきり覚えています、森岡君という男の子の絵で、灰色・茶色・濃い青色等がぐちゃーと混ざって、鳩はどこに居るか判らないけれど、それは鳩小屋で中に鳩が居るだろうと感じられました。先生もこの絵はよい絵だと言って、とても褒めていました。その森岡君の絵は本当に衝撃的で鳩を上手に描かなくても鳩が居るんだと感じさせ、力強くていいなぁ~と思ったのは、姉に模写してもらった鶴の絵が対照的だったし、自分の絵じゃないと気づかされたのだと思います。それ以来姉には頼まずヾ(≧▽≦)ノ、自分で描いて、絵の具をいっぱい使ったり盛り上げたりして、上手に描こうと思わないで描くようになりました。

森岡君、もしかしたらこちらの盛岡君だったかもしれないな?小さいな背が低いけれど、しっかりした体格の男の子で、どうしてるかな?勉強も良くできたなぁー盛岡君!
この姉だけでなく他の二親等の人たちにも(どんだけいるねんヾ(≧▽≦)ノ)、色んな人の影響を受けて今、自分は在るのだと、気づかされた姉の二人展☆彡

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