【モエレ沼公園】ーイサム・ノグチ設計：～風に吹かれて～：So-netブログ

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【モエレ沼公園】ーイサム・ノグチ設計　[絵画] [編集]

一足早く帰る友人を新千歳空港へ送りに行く日、タイヤホイールに美しいなんだかのイキモノが、、

翅も傷んでいて、弱っている様子でした。そのまま発進するわけも行かず、捕獲しようとしましたが、空高く舞っていきました。でも下記の所見の通り、なんとなんと、儚い命の蛾だったと知りました。

【オナガミズアオ】というそうです。北海道から九州にかけて、どこにでもいるそうですが、寿命が短いため見られないのかもしれません。初めて遭遇しました。
以下＝2018/06/19付西日本新聞朝刊＝より　　
大型の青白色をしたガで、成虫の開帳は80-120 mmほど。前翅は三角形にとがり、後翅は後方に伸びて尾状になる。前翅の前縁は褐色になり、前翅と後翅にはそれぞれ中央に丸い斑紋が1個ずつある。触角は櫛歯状で「最も美しい蛾」と言われています。幼虫時代はカエデやサクラなどの葉を食べて育ちますが、成虫になると口がなくなってしまいます。そのため食事ができず、成虫になった後はわずか１週間ぐらいの命しかありません。その短い間に交尾をすませて、メスは卵を産んで死んでいってしまいます。。。

う～っむ。。なんて儚い命の♀なんだ、、口が無くなっていくなんて! ( ´￣;/x￣;)

友を見送って新千歳空港から【モエレ沼公園】へ移動しました。既に陽が傾き初めていました。

彫刻家イサム・ノグチ氏が手がけ、元は、自然の沼地だったところを「ごみの埋立地として利用している土地に対して、人間が傷つけた土地をアートで再生する、全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトのもとに造成が進められたそうです。

【ガラスのピラミッド】

　夕陽が全面ガラスの向こうから・・館内は閉館されていました。

「ピラミッド」と聞くと、四角錐を思い浮かべますが、三角面と四角錐、立方体が組み合わされた複雑な形態です。
うん？ローマアッピア街道沿いにあった、名門貴族の女性チェチーリア・メテッラのお墓は方形の上に円筒形が乗ったもので、石が崩れて、また違った複雑性があったけれど、基本似てるなぁ・・

【モエレ山】　

不燃ゴミと建設残土を積み上げ造成された人工の山です。

高さ52mだそうですが、さっさと登ったつもりでも１０分弱掛かったかも( ｀ー´)ノ

沼と名前のとおり広大な公園の廻りは沼に囲まれています。

【ミュージックシェル】

コンサートや舞踊などのパフォーマンスの舞台です。

幼い子と母親のパフォーマンスが見られました。バギーも一役かってますよね♪

完成前に亡くなった、ノグチ氏の言葉を受け、遺された遊具のスケッチ、模型をもとに造成されたそうです。

ミュージックシェルと雲間と夕陽と、共に、沈んで行きたい．．．

雲の下へ夕陽がやって来ても、いつまでもいつまでも、この時間と共に過ごしたい☆彡

次の日、石狩へ向かいます。

2021-07-16 21:45 nice!(18) コメント(8)
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光の当たり方がいい場所ですね。
以前、イサムノグチのこけしを撮ったことがあります。
https://ykart.blog.ss-blog.jp/2018-11-05

by kome (2021-07-17 13:22)

komeさん
短い時間の探索だったのですが、夕陽が美しかったです。
イサムノグチ氏の作品はあちこちで眼にしますが、
この【こけし】は初めてです。自然な彫像ですね。
by mirro (2021-07-17 22:48)

モエレ沼公園、大好きなんです☆
中でも噴水！噴水の動いているのをご覧になりましたか？
モエレ山に登ると視界が思いっきり開けますし、とても
気に入ってあの近くに住むことを「妄想」したことがあり
ます。地図を広げてともかく1週間泊まれる所を探したり
して。そんなに惚れ込んでいたのに雪の積もることを思い
出しあっさり断念。でもまた行きたい所のひとつです。
by あとりえＳＡＫＡＮＡ (2021-07-17 23:04)

あとりえＳＡＫＡＮＡさん
魅了されたのですね、当然です(*´▽｀*)
北海道へ来て見ると、モエレ沼もそうですが、どこも広々として開放的、
本当に期間限定ではなく、ボヘミアンになって渡り歩きたい心境になります。
この日、この公園は早々に閉館で、噴水もピラミッドも入館できませんでした。
でも、沈む夕陽との時間は格別でした。
by mirro (2021-07-18 15:07)