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「アルテピアッツァ美唄」安田侃 野外彫刻作品 [絵画]

安田侃氏の野外彫刻作品は、緑溢れる森の中や、広い敷地に点在しています。

いろいろ見ている中、この作品に不思議な現象があり、最高に魅せられました。
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ここは鳥の声、風の音、川のせせらぎの音などが流れ、自然の“音”が聞こえる「音の広場」と言われています。


四角い枠に球が一体に彫られています。

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一通り見て・触り・戯れ・写真等撮り、離れ、


その後この作品↓↓の前に来てふと振り返りました。
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あれ?かすかに球の真ん中あたりが光っていて、なにやら突起物があるような?うん?何もなかったはず

で、、確かめるべく、どんどんまた近づいてみると
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やっぱり何か出ているじゃないですか!!

で、、どんどん近づいて行きます。

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やっぱり何かあるじゃないですか!
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う~ん陽の光が、この時刻、丁度四角い枠のギザギザから降りて、日食か月食のようになっていたんだ!
①雲一つない晴れ渡ったこの日と、②この時刻に居合わせたこと、③そして、ふと、振り返ったこと、に幸運を感じ、こんな光景を見せてくれた、何者かに大いに感謝しました。。
その後、既存の絵葉書・写真等みましたが、こんなにはっきり陽が当たっている写真には遭遇しなかったです。


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濃い緑の中に空の青がとても美しかったのです・・・


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蝸牛、暑い中大丈夫かな?


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こんな穏やかな森の中、右上に少し見えますが・・

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少し登った山の中にあるこの彫像は炭鉱で犠牲になった方々の碑だそうです。

「炭山の碑」というのはこことは別の「我路ファミリー公園」にあるそうです。
美唄市が炭鉱の記憶・思いを残すため、地元出身の彫刻家・安田侃氏に制作を依頼し、作られた彫刻です。炭鉱事故は多くの悲しみを生み、地底には犠牲になった炭鉱夫が今も眠っています。その魂へ空気を送るために、あるいは魂が地底から家族の元に帰れるよう、高さ7mの3本の柱の先方が三方を向いています。
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画像&文は「我路ファミリー公園HP」より


森から離れた広場には、白い石が敷き詰められ、水が湛えられています。
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この白い水路も石が敷き詰められ、裸足で駆け抜けることができます。
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「天翔の丘」
周の階段は枕木で階段の中に白い大理石の「天翔」があります。


様々な不思議な彫像に出会えます
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【根絶の碑】
この彫像を見て何か特別な悲惨な状況を感じたので、後日調べてみました。
【鉱山や炭砿で働く人々が粉塵を吸いこみじん肺でなくなった悲劇の歴史を後世に残そうと美唄市のアルテピッツァ美唄の公園内に建立された碑です】

次回は体育館の中の安田侃氏の作品です。


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コメント 4

響

何だろうって目をひかれることがわかってのデザインかな?
傾斜地に微妙に中央から寄った玉がなんとも
絶妙なバランスですね。
by (2021-07-10 15:49) 

mirro

響 さん
そうなんです。
計算されたものと思って、侃さんを師事している方に話してみたら、
侃さんは計算して彫像することを”よし”としないということでした。
でも、、作家は自然の営みを体で知っていて、敢えて計算されなくても、
判っていたのだと、私は思っています。
by mirro (2021-07-10 22:39) 

つぐみ

なかなか面白い体験をされましたね。
もし、振り返ってなければ気づかなかったかもしれないですし。
それにしてもスケールが違います。
さすが北海道!です。

by つぐみ (2021-07-11 23:09) 

mirro

後ろ髪引かれるってこの事ですよね(*^o^)/\(^-^*)
公園と言っても、こちらとは比較にならない規模です!
by mirro (2021-07-12 01:01) 

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