画廊巡り

春立ちぬ。いよいよ春が巡ってきました。

「薮内 舞展」【あのときのつづき】「Gallery そら」　2020年 3/12～16　
既に終わっているのですが、先週伺いました。
画廊の壁にマスキングテープでラインを引いたインスタレーションです。。



壁面ごとに線、形、色の違いがあり、それぞれの壁面ごとに動きや面白さがあり、マスキングテープの上をトコトコ歩いてどこへ行くんだろうと思っていましたが、ラインは日毎増殖し、なんと最終日にはそれらはひとつに繋がり、より一層ダイナミックにそして自由に動き、想いを遠くまで馳せることが出きる空間になっていました。そこは画像でしか見れていませんが、最後見届けたかったです。











その後、女性写真家の草分け 山沢栄子さんの【What I am doing】展を
The Third Gallery Ayaへ観に行きました。


YAMAZAWA Eiko What I am doing No.81

2020年2月29日（土）－3月21日（土）
水曜－金曜 12:00-19:00／土曜 12:00-17:00
火曜 by appointment only

山沢さんのこと多くは知らなかったのですが、ギャラリーDirectorの 綾 知佳さんと親しくお話させて頂く時間を持て、作品の事、経歴のこと色々教えて頂きました。
女性写真家の草分け 山沢栄子さん（1899～1995）は日本画から1926年にアメリカヘ留学、油絵も学び、その後写真家になるきっかけを得て、絵画や立体の作品を写真というメディアを使い抽象写真へと変貌、独自の世界を切り開かれました。しかしそこには「まだわからない部分が沢山ある」とおっしゃっていたのですー。。。
この展覧会、原画も展示されているのかなと思っていたのですが、やはりそれは無く、下記美術手帖に掲載されている作品が展示されていました。

「山沢栄子 私の現代」
会期：2019年11月12日-2020年1月26日
会場：東京都写真美術館 3階展示室
美術手帖にこの時の展示があります。興味ある方はご覧ください。

後年ですが草間彌生さんも1957年に渡米されたのが重なったりします、女性が海外へ出ることが難しいこの時代に、模索し変化を求めて作品を創り続け、世に知らしめた女性達の強い生き方に尊敬の念を抱かずには要られないです。

コメント 4

精力的にギャラリー巡りをされているのですね。
うまく情報をキャッチできればいいのですが。
先駆的な女性の存在、あまり知られることがないように思います。
一瞬100才を超えた有名なカメラマンかと思いましたが違ったようです。（笹本恒子さんでした）
出生年が違ってますか？
by つぐみ (2020-03-21 22:43) 

つぐみさん
長生きし過ぎです^［( *´д)/(´д｀､)］
この前も入力間違いで、middrinnさんに
ご指摘頂いたばかりなのです。

ギャラリー回りは偶々重なりました。
山沢さんは最近注目され、大谷美術館でも
昨年生誕120年の展覧会があり、その後
東京都写真美術館で開催されたようです。
この画像を見て抽象写真でどういう事と思って
画廊訪ねました。
by mirro (2020-03-21 23:43) 

まさかこれがマスキングテープとは驚きです。
ギャラリー巡りは心も豊かになりますね。
by 響 (2020-03-22 09:12) 

響 さん
１日9時間かけて一気に仕上げ、その後も増殖し続けていました。
どれだけの想像を持って観てもらえるかですので、
こうして画像ですが響さんにコメント貰えて作家は喜びます。。
響さんのライダー巡りも新鮮で心豊かにさせて頂いています。

by mirro (2020-03-22 21:48)