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シクラメン [花・樹]

親しい友人に私と同じ生年月日19▽5年1月▽日生まれの人が3人もいるというのです。全世界に同じ生年月日の人は何人も居ると思うけれど、自分の友人に身近にそういった人が3人もいるというのはかなりの貴重な確率であると思われるので、友人には私を含めその2人をも大切に保持してねと言っています(*´▽`;)。

その貴重な今年の誕生日1月▽日を祝して年末にシクラメンが届きました。どんな贈り物も花より嬉しいものはありませんw(;´∀`)。小椋佳さんの詩『シクラメンのかほり』には ♪真綿色したシクラメンほど~♪清しいものはない~♪とあって白色系かと思われますが、こちらピンクの可憐な薄桃色です。届いてからそろそろ2週間以上は経つのに、、すこーおし紫が勝ってきたかなと思われるこのところですが、綺麗に健気にピンク色を保持しています。ただ私はシクラメンという花に特別な想い入れがなかったのですが、思いがけない人からの贈り物だったこともあって少しざわめき(*_*;、小椋佳さんの詩を口ずさんでみたりしてみると、なんと清楚な詩で花であったろうと、揺り動かされ、この身に響きました。それでもう一度このシクラメンをじっくり眺めて想いを馳せてみました。

DSC_0504a.jpg

なんとこの花は地中海沿岸、ギリシャからチュニジアにかけて原種が自生しているそうです。

 

DSC_0502c.jpg美しいミロのヴィーナスの首像ではなく

みつめる先は

薄桃色のシクラメンでもない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

rabo.jpg古代ヴィーナスの首像 ラボルト

アバタのヴィーナス 

薄鼠色の柔らかなデッサンが覆う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC_0490ac.jpg

めくるめく彩はめぐり

 

重なりあう花弁 

ひとひら ひとひら

薄紫に舞う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 DSC_0497c.jpg青い光に

 花弁は時を失い

 遠ざかる 包まれた記憶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ☆『アバタのヴィーナス』地中で発見された時に、顔があばた状になってることからこう呼ばれ、当時デッサンしていた頃は「アバタ、アバタ」と呼んでいて、自分たちだけの愛称かと思っていましたが、共通の呼び名でした。

ラボルトラボルト伯爵パルテノン神殿の破風彫刻と結びつけたことから、この像をラボルトと呼ぶようになりました。一般的には『ラボルト』かな。。。この像も、もう少し横からみると大きく丸くとても魅力ある像です。

 

☆画像をクリックしてみてください。少し大きなシクラメンになります。

 


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kingfisher

初めて訪問させていただきました
色彩が心地よく感じました
素晴らしいですね!
by kingfisher (2018-01-12 23:06) 

mirro

kingfisher さん
お出で頂いてコメント有難うございます。
気ままなブログです。
またお時間あります時にお立ち寄りくださいませ。
よろしくお願いします。
by mirro (2018-01-13 15:31) 

つぐみ

お花のプレゼントは嬉しいですね。
1月はお誕生月だったのですか。
遅ればせながらおめでとうございます。
身近に3人も同じ生年月日の人がいるなんて奇遇ですね。

最後の方のシクラメンも同じ物なんですか?
色が違って見えますね。

by つぐみ (2018-01-13 20:48) 

扇喜美子

出谷和子 様
お誕生日おめでとうございます!
お好きな清々しいシクラメンがお側にあって、良かったですね!
本当に綺麗です。
この1年、いいことがありますように!!
by 扇喜美子 (2018-01-13 21:33) 

mirro

つぐみさん
そうなんです。1月の初めに新しい年と共に
やってくるんですよねーぇ(;´∀`)

シクラメンは同じものですが、光線によって
こんなにも違う色が出るんですよ。
カメラのなせる技で、
色が三段階あったので、こんな風にしてみました(#^.^#)

by mirro (2018-01-13 22:56) 

mirro

扇さん
コメント有難うございます。
シクラメンは今まではそんなに想い入れがなかったのですが、
ちょと拘ってみます(;´∀`)

本当に扇さんも良い年でありますように♪♪

by mirro (2018-01-13 23:01) 

omoromachi

mirroさん、こんばんは。

1月がお誕生日の月だったのですね。おめでとうございます。シクラメンの花が輝いています。確かに小椋佳さんのシクラメンの花の歌詞はインパクトがありましたし、その花のイメージを定着させた気が致します。

デッサンなどで使われる有名な「あばたのビーナス」の彫刻があったのですね(私は知りませんでした)。 私のような医者にはあばたは天然痘の後に出来る瘢痕をイメージしてしまいます。エジプトやイスラムの世界からヨーロッパにも伝わり、多くの犠牲者やその後の「あばた顔」を残した疾患です。ヨーロッパでの肖像画はあばたを消して描かれたと言う事を何処かで聞いたことがあります。かなりの方々があばた顔となっていたようで、このビーナスも天然痘後の女性を彫ったのかも知れませんね。もちろん地中などに埋もれて経年的な変化で発見された時にあばたのようになっていたのかも知れませんが・・・

余り美的なことは分かりませんが、思わず「あばた」に反応してしまいました(笑)。
by omoromachi (2018-01-20 22:15) 

mirro

omoromachi さん
コメント有難うございます。
そうですよね、最近は天然痘による病気がなくなって、『あばた顔』の人は見かけませんが、当初は結構あって、忠実に表現したのが『アバタのビーナス』かもしれませんね。
もしかして、う~ん、、これは新説で重要な論説になるかもしれませんネ(^_-)-☆

ところで、実は告白しますと~(*´▽`*;)~ここでするんかい!
当時デッサンしていた人の中に、気になる人(*_*;が二人いて、
二人ともこの『あばたのヴィーナス』を描いていたのです。
彼らの中の一人は今もこの首像を持っていて大事にしています。

この『あばた』も魅力ある石膏像ですが、他にもいろんな像があるのです。
ギリシャ・ローマ神話から『アポロン、ヘルメス、ラオコーン、アリアスetc.』
ローマ帝国時代から『ブルータス、アグリッパ、ゲタ(第21代皇帝カラカラの実弟)etc.』
芸術家から『ミケランジェロ、モリエール(喜劇作家)、ジュリアン・メジチetc.』
まだまだあります。結構多彩な顔触れでしょ(∩´∀`)∩。 
皆、自分のお目当てお気に入りを目指します。
以下石膏像のことetc.描いています。お暇な時にでもご覧ください。

http://mirro.blog.so-net.ne.jp/2013-04-16
http://mirro.blog.so-net.ne.jp/2013-04-14

by mirro (2018-01-21 00:46) 

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